積立投資は儲かるの!?積立投資が儲かるタイミングと損するタイミング

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「儲かる」という言葉の解釈は人によってさまざまです。

おそらく「儲かる」といった感じ方というものは、自分が思い描いていたお金を得ることができた、できなかったといったことによって一方的に判断されることから、いわば「本人独自の主観」と言わざるを得ません。

そのため、実際に得ることができたお金の金額によっても「儲かる」の解釈はまったく異なってくると思われます。

本記事では、積立投資でお金が儲かるのかといったことに焦点をあてて、積立投資で儲かるタイミングと損するタイミングについて幅広く解説をしていきます。

ご自身の「儲かる」といった感覚を保ちながら本記事を読み進めていただくことを強くおすすめ致します。

1. 積立投資は儲かる“可能性”が高い投資方法です!

結論から申し上げますと、積立投資は儲かる“可能性”が高い投資方法になります。

実際に儲かる可能性を高めるためには、当然に積立投資にかかる知識や儲かるためのそれなりのルールを知っておく必要がありますが、上手く積立投資で資産運用をすることができれば、資産(お金)を増やすことは十分可能です。

具体的に積立投資で儲けるための主な秘策は以下の通りです。
(絶対儲かる方法ではありませんので、ご自身の責任の下、参考までにお役立て下さい)

  • 積立投資を長期に渡って継続して行うこと
  • お金がお金を生み出す複利効果を最大限に活用すること
  • 積立投資は、分配型ではなく「再投資型」で行うこと
  • 積立投資をするのにかかるコストは、できる限り安いものを選ぶこと

参考 積立投資で運用成績を上げるには手数料の安さが肝
参考 積立投資をする場合、毎月分配型を選んではいけない

銀行に預けているだけでは資産は増えない

すでに多くの皆さんがご存知の通り、現在、普通預金や定期預金などで銀行に長期的にお金を預けたとしても、受取利息がまったく期待できないのが現状です。

実際に大手メガバンクをはじめとした銀行の定期預金の金利は次の通りです。

銀行名 ~100万未満 100~
300万未満
300~
500万未満
500~
1000万未満
1000
万以上
三菱東京UFJ
銀行
0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
三井住友銀行 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
みずほ銀行 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
楽天銀行 0.03% 0.03% 0.03% 0.03% 0.03%
新生銀行 0.01% 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
セブン銀行 0.02% 0.02% 0.02% 0.02% 0.02%
イオン銀行 0.10% 0.10% 0.10% 0.10% 0.10%

平成29年5月現在

仮に定期預金の金利が0.010%であるみずほ銀行で毎月3万円ずつ65歳になるまで貯金をしていった場合、将来のお金がどれくらい増えるか?を計算したのが以下の表になります。

貯金を
始める年齢
貯金額 利息との合計額 利息だけ
20歳 16,200,000円 16,236,437円 36,437円
25歳 14,400,000円 14,428,778円 28,778円
30歳 12,600,000円 12,622,023円 22,023円
35歳 10,800,000円 10,816,171円 16,171円
40歳 9,000,000円 9,011,222円 11,222円
45歳 7,200,000円 7,207,175円 7,175円
50歳 5,400,000円 5,404,029円 4,029円

長い時間をかけたとしても、利息収入がまったく期待できないことが表から確認でき、無理をしてでも「儲けた」とは言えません。

積立投資なら、老後のための資産形成ができる!

今度は、毎月の積立預金を「積立投資」に置き換えてシミュレーションしていきます。

シミュレーション条件は、積立預金と同じように65歳まで月々3万円ずつ積立投資をしたものとし、利回りは「ローリスク・ローリターン」および「安定タイプ=バランス型」の利回りを選択したものとします。

貯金を
始める年齢
総投資額 利回り
1.00%
利回り
3.00%
利回り
5.00%
20歳 16,200,000円 20,448,659円 34,211,189円 60,793,119円
25歳 14,400,000円 17,696,744円 27,781,785円 45,780,605円
30歳 12,600,000円 15,078,986円 22,246,910円 34,082,773円
35歳 10,800,000円 12,588,846円 17,482,107円 24,967,759円
40歳 9,000,000円 10,220,103円 13,380,235円 17,865,291円
45歳 7,200,000円 7,966,837円 9,849,060円 12,331,010円
50歳 5,400,000円 5,823,420円 6,809,181円 8,018,668円

たとえば、老後資金の準備をするために35歳の方が、月々30,000円ずつ利回り3.00%で65歳までの30年間、継続して積立投資を続けた結果が17,482,107円といった表の見方になります。

30年間で積み立てたお金は、「30,000円×12ヶ月×30年=10,800,000円」となりますので、17,482,107円から10,800,000円を差し引いた6,682,107円(税引き前)を儲けられたことになります。

利回りが「1.00%~3.00%」は、一般にローリスク・ローリターンとされることから、無理な投資をせずに儲けられるお金と認識しても差し支えないと思われます。

2. 積立投資をすれば100%儲かるわけではない・・・

積立預金と積立投資を同じ期間、同じ金額で運用した結果、正に雲泥の差が生じることを目の当たりにすることができました。

実際のところ、積立預金は積み立てた元本が減ることはない一方、積立投資は「投資」という言葉が付いていることからお分かりのように、100%儲かるわけではないことをしっかりとあらかじめ理解しておく必要があります。

仮に「ローリスク・ローリターン」で積立投資を行ったとしても損失を被ってしまうことも当然にあるわけですが、積立投資で儲かるタイミングや損するタイミングといったものを知っていることで、少なからず儲けるための有利な投資ができるのは確かです。

資産が増えるケース(儲かるタイミング)

積立投資でお金を儲けるためには、「1.積立投資は儲かる“可能性”が高い投資方法です!」で紹介した「主な秘策」をしっかりと実行していることがまずは大前提になります。

その上で、積立投資で所有している投資信託の基準価額(価値)が、右肩上がりの相場や一度下がっても最終的に値が戻る(or値上がりする)タイミングで売却することによって資産を増やすことができます。

特に積立投資を始める時は、毎月一定金額の投資信託を継続して購入する「ドルコスト平均法」という方法を活用することで、仮に保有している投資信託の基準価額が値下がりして、その後、値が戻るようなケースだと、値が下がったときにより多くの口数を購入することができ、資産を増やしやすいという特徴があります。

保有している投資信託の基準価額が、どのような値動きをするのかわからないからこそ、長期の時間をかけて少しずつ投資信託を購入し続け、儲かるタイミングを見計らって「売る」ことで、より確実に儲けられる仕組みとなっているわけです。

そのため、「長期的な時間」と「保有する投資信託の数(口数)」は、積立投資でお金を儲けるために必須の要素になります。

資産が減ってしまうケース(損するタイミング)とダメな例

積立投資で資産が減ってしまうケースとは、基準価額がずっと右肩下がりに続く場合や、一度上がっても、その後最終的に値下がりをしてしまう場合などに「売却する」と資産を減らしてしまうことになります。

実際のところ、積立投資で購入した投資信託が、どのような値動きをするのかは、プロの専門家であっても予測することができないものの、自分の保有している投資信託の基準価額がどこまで下がったら売却するのか、「自分なりのルールを決めておく」ことがとても重要になってきます。

そのため、基準価額が短い期間で下がったとしてもすぐに売却するのではなく、じっくりと時間をかけて継続することが大切であり、投資初心者の皆さんが陥りやすいダメな代表例となりますので注意する余裕を持っておきたいものです。

株式投資やFXなどのほうが一度に儲けられる可能性が高い場合もある

冒頭でも軽く触れましたように、お金が「儲かる」「儲からない」といった感じ方は、自分が思い描いていたお金を得ることができた、できなかったといったことによって一方的に判断されると考えられます。

そして、そのお金を「いつまでに」「いくら儲けたいのか」といった目標によって、適した投資の方法は異なります。

たとえば、積立投資は、長期的に時間をかけて少額のお金を少しずつ投資に回して資産形成する方法ですが、短い期間にある程度大きなお金を得るための投資方法としては向いている方法ではありません。

仮に短い期間で大きなお金を得るための投資としては、株式投資やFXなどの方が向いている投資方法になりますが、投資もギャンブルもある程度の「知識」を持ち合わせていなければ残念ながら思い描いた資産形成をすることは合理的に考えると難しいと言わざるを得ません。

株式投資やFXなどのほうが、目標としているお金を一度に儲けられる可能性が高い場合もありますが、ビギナーズラックのように上手くいく可能性は限りなく低いわけですから、資産形成をしっかりと確実に行うためにもFPなどの専門家にできる限り相談するよう心掛けたいものです。

3. 積立投資で安定して儲けるために実践したい3つのこと

積立投資で儲けるといった最大の目的を達成するためには、少なくとも安定した資産運用を続けていくことが求められます。

そこで本項では、積立投資で安定して儲けるために実践したい3つのことをそれぞれ簡単に解説していきます。

※積立投資で安定した資産運用をしたいと考えているのであれば、次の3つの条件を守る事をオススメする。「インデックスファンドに投資をする」「国内外の株式・債権にバランスよく資産分散をする」「毎月決まったタイミングで一定額を積み立てる」。それぞれの理由について解説します。

インデックスファンドに投資をする

インデックスファンドとは、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)といった指数に連動した資産運用をする投資信託のことを言います。

たとえば、日経平均株価が1,000円上昇したとすると日経平均株価に連動したインデックスファンドの基準価額も1,000円上昇するといったように値動きが連動することになるため、日々の変動を把握しやすいメリットがあります。

一般的に投資信託は「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類に大きく分けることができ、インデックスファンドは、ファンドの運用方針であらかじめ決められた指標と同じ動きを目指して安定した資産運用をするのに対して、アクティブファンドは、ファンドの運用方針であらかじめ決められた指標以上の動きを目指して、高いリターンを狙っていく特徴があります。

アクティブファンドは、大きなリターンを得られる可能性もある一方で、大きな損失を被る可能性も併せ持っているほか、信託報酬といったコストもインデックスファンドに比べて割高なデメリットがあります。

長期的な資産形成を考えていく上で、必ず発生する信託報酬などのコストは、運用益を目減りさせる要因になることから、インデックスファンドのような安定運用かつ低コストのファンドに投資をして、少しずつ安定した資産形成をしたほうが望ましいと考えることもできます。

国内外の株式・債券にバランスよく資産分散をする

先に解説したインデックスファンドに投資をするときに大事なのは「資産分散」です。
実際に、最終的な投資結果というのは、誰も予測することはできないことから、合理的に積立投資で儲けるためには、国内・海外の株式や債券のファンドにバランスよく分散投資することで、資産運用が1つのファンドのみに依存することなく、安定して運用することができるようになります。

参考 積立投資ではインデックスファンドを複数組み合わせるのが王道

毎月決まったタイミングで一定額ずつ購入する

お金を合理的に儲けるための投資信託の購入タイミングを決めることは、とても難しく一般の投資家の皆さんにできることではありません。

積立投資が、投資の初心者からベテランまで幅広い方へ受け入れられる理由に、毎月決まったタイミングで一定額の投資信託を購入する「ドルコスト平均法」が活用しやすいといったことがあげられます。

ドルコスト平均法は、何も難しいことを考えずに、毎月一定額の投資信託を購入することで資産運用をすることができる仕組みとなっており、購入する投資信託の基準価額が下がったときには多くの口数を購入することができ、逆に基準価額が上がったときには少ない口数を購入することになるため、結果として1口あたりの購入単価を安く抑えられるといったメリットが得られる投資戦略です。

投資初心者の多くの皆さまが気にしてしまう値下がりに強い投資方法であるため、気持ち的にも安心して投資をすることができる効果が期待できます。

これまでの解説をまとめますと、「インデックスファンド」で「資産分散」をして「ドルコスト平均法」を活用して積立投資を継続して長期間に渡って行うことで、より合理的に目標とするお金を儲けることができると考えます。

少額から始められ、まとまったお金が手元に無くても始められる積立投資が、投資初心者をはじめ多くの投資家に受け入れられる理由を改めて感じることができます。

##まとめ ~積立投資は儲かるの!?積立投資が儲かるタイミングと損するタイミング~

本記事では、積立投資でお金が儲かるのかといったことに焦点をあてて、積立投資で儲かるタイミングと損するタイミングについて幅広く解説をさせていただきました。

積立投資でお金を儲けるための参考ポイントは以下の通りです。

  • 積立投資を長期に渡って継続して行うこと
  • お金がお金を生み出す複利効果を最大限に活用すること
  • 積立投資は、分配型ではなく「再投資型」で行うこと
  • 積立投資をするのにかかるコストは、できる限り安いものを選ぶこと
  • インデックスファンドに投資をする
  • 国内外の株式・債券にバランスよく資産分散をする
  • 毎月決まったタイミングで一定額ずつ購入する(ドルコスト平均法)

確実ではありませんが、上記の項目を意識しながら積立投資を行うことで、目標とするお金を得られることができると思われます。

ただし、積立投資は長期間という長い時間をかけて資産形成するものでありますので、継続して行い時間がかかるということをしっかりと理解しておくようにして下さい。

平成29年6月現在において、老後をはじめ、将来的なことを考えるのであれば、少なからずこれからもっと窮屈な時代が訪れると予測しておく必要性があると思います。

だからこそ、今のうちから資産を増やすためのアクションを起こす必要があり、その中の1つとして積立投資は、毎月コツコツと投資をしながら資産形成をすることができるため、無理なく備えられるといった大きなメリットがあります。

「自助努力」の時代が到来しており、自分たちだけでなく、子どもや孫世代にも迷惑をかけてしまう懸念を持つことも重要であることから、その辺に問題はないのか自問自答する必要性があると考えます。

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