三菱UFJモルガン・スタンレー証券の特徴を徹底分析

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積立投資とは、毎月ご自身が決めた一定金額分の投資信託等を購入して資産運用をする投資のことを言いますが、現在、積立投資を効率よく活用するための投資制度として、つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)を活用した積立投資がトレンドになっています。

この理由として、積立投資が、将来のまとまったお金を無理なく形成できるところにあるほか、税金対策としてのメリットが受けられる部分にあり、若年者を中心に、広く多くの方のニーズを満たせているためだと考えられます。

現状、積立投資を始めるには、つみたてNISAやiDeCoといった投資制度を活用しながら始めるのが「基本中の基本」なのですが、銀行や証券会社をはじめ、インターネット証券会社といった金融機関で無料の投資用口座の開設をする必要があります。

そこで本記事では、積立投資を始める際に三菱UFJモルガン・スタンレー証券で口座開設をすることはどうなのかについて、同社の特徴を紹介しながら徹底分析していきたいと思います。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券 サービス概要

はじめに、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のサービス概要について表にまとめて紹介していきます。

なお、本記事は、積立投資をすることについて解説をしていることから、積立投資に関係する項目に限定してまとめておりますので、あらかじめご留意ください。

投資信託の
取扱本数
通常 578本
つみたてNISA
iDeCo
最低投資額 10,000円〜
投資
タイミング
毎日 ×
毎週 ×
毎月
各月 ×
複数日 ×
自動引落し
カード払い

三菱UFJモルガン・スタンレー証券でオススメの投資信託と取扱い状況

三菱UFJモルガン・スタンレー証券で投資をすることができる投資信託の内、それぞれのタイプにわけてオススメできる銘柄と取り扱いの有無について紹介します。

積極投資タイプ(ハイリターンを希望するガンガン系)
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド ×
三井住友TAM-SMT グローバル株式インデックス・オープン ×
三菱UFJ国際-eMAXIS先進国株式インデックス
慎重派タイプ(過去の投資実績など、安定性を気にする系)
ニッセイ-ニッセイ日経225インデックスファンド ×
三井住友-三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド ×
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド ×
三菱UFJ国際-eMAXIS TOPIXインデックス
全部おまかせタイプ(運用などすべてお任せ。お手軽投資系)
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 ×
三井住友-三井住友・DC年金バランス30(債券重点型) ×
三井住友-三井住友・DC年金バランス50(標準型) ×
大和-ダイワ・ライフ・バランス30 ×
大和-ダイワ・ライフ・バランス50 ×

上記のオススメするファンドは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のWEBサイトより、投資信託を絞り込んだものの中から選んだものになりますが、絞り込みの条件は以下の通りです。

  • インターネットトレード対象
  • NISA対象
  • 投信積立取引「らくだくん」対象
  • ノーロード対象

すでにお気付きの方もおられると思いますが、オススメのファンドは、すべて「eMAXIS」シリーズの投資信託となっており、この投資信託の運用会社は、三菱UFJ国際投信です。

ざっくり言ってしまえば、傘下の運用会社であり、確かに「eMAXIS」シリーズの投資信託は、手数料が低く運用実績も優れているものも多い一方、偏っている商品のラインナップには不満が残るところです。

1.三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、つみたてNISA・iDeCoには対応していない

本記事の冒頭では、積立投資を始めるには、つみたてNISAやiDeCoといった投資制度を活用しながら始めるのが「基本中の基本」であることをお伝えしましたが、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、つみたてNISA・iDeCoには対応していない特徴があります。

この時点で、私たち投資家が積立投資をする上で三菱UFJモルガン・スタンレー証券をメインの取引口座として考える必要はないと思われます。

長期の積立投資で資産形成をする上で使うべき投資制度が使えないことはデメリットしかありませんので、残念ながらオススメできる金融機関と言うことはできないでしょう。

2.最低積立投資金額は10,000円から

三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、最低積立投資金額が10,000円からとなっており、現状、積立投資を100円から始められる金融機関があることを考えると、10,000円からしか積立投資ができないのは、投資初心者とすればハードルが高いことは否めません。

この点も大きなデメリットと言うことができるでしょう。

3.投資家に有利なキャンペーンやサービスが見当たらない

三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、積立投資を始める上で投資家に有利なキャンペーンやサービスが見当たらない特徴も見られます。

他の金融機関では、ポイント還元サービスやキャッシュバックといったサービスが当たり前に行われている中で、際立って有利なキャンペーンやサービスが見当たらない点も大きなマイナス材料としてあげられるでしょう。

4.証券取引等監視委員会から勧告を受けた事実がある

これまで三菱UFJモルガン・スタンレー証券の悪い特徴ばかりをお伝えしてきましたが、証券取引等監視委員会から勧告を受けた事実があることも同証券会社WEBサイトから確認することができ、ここまでいくと、確実に選んではいけない証券会社であると言い切れます。

本記事では、積立投資をする上において三菱UFJモルガン・スタンレー証券で口座を開設すべきか?といったことをメインにお伝えしている兼ね合いもあるため、詳しい内容について触れることはありませんが、内容について気になる方は、以下、参考URLから確認されることを推奨します。

参考 http://www.sc.mufg.jp/company/news/000015889.pdf

5.まとめ

本来ならば、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の良い特徴も紹介しなければならないのですが、同社WEBサイトを見ても、積立投資に力を入れている感じがまったく見られず、将来の資産形成を目的としている投資家に対してオススメできる金融機関とはとても言えません。

また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券には、積立投資にかかる特別なサービスがないだけでなく、つみたてNISAやiDeCoといった投資制度も取り扱っておらず、どちらかと言えば、株式投資や債券投資に力を入れている証券会社の印象が強いと思われます。

実際、投資信託の取り扱い数は500銘柄を超えており、本数自体は決して少ないとは言い切れませんが、少額からコツコツ積立投資をしたいといった多くの方のニーズには残念ながら応えられていないのが現状です。

積立投資で将来の資産形成を効率よく行うためには、SBI証券や楽天証券といった主要なインターネット証券会社が極めてオススメですが、少なくとも、どのサービスを三菱UFJモルガン・スタンレー証券と比較検討してもその差は明らかです。

「eMAXIS」シリーズの投資信託など、良い商品も取り扱っているだけに、うまく活かせていないのがもったいない気もする一方、SBI証券や楽天証券といった主要なインターネット証券会社でも、「eMAXIS」シリーズの投資信託を購入することが可能であるため、これから積立投資をする方は、これら2社の証券会社は確実にチェックしておきたいものです。

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