野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型の特徴を解説

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つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)といった投資制度を活用した積立投資は、将来のお金を準備するために非常に効果的です。

その一方で、投資できる商品には、具体的にどのような特徴があって、その投資商品が良いのか悪いのかそこのところを知りたいといった方も多いと思います。

そこで本記事では、つみたてNISAで投資をすることができる「野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 (愛称:Funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型)」の特徴について解説を進めていきます。

なお、本記事の解説は、執筆時点で交付されている投資信託説明書(交付目論見書)の内容も交えて進めていきますので、今後の内容が少なからず変わる可能性があることをあらかじめご留意ください。

1.野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 (愛称:Funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型)の特徴

野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 (愛称:Funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型)は、日本国内外の株式およびREIT、日本国内外および新興国の債券を主要投資対象とし、各株式および各REITに1/6ずつ、各債券に1/9ずつの基本投資割合で資産運用します。

出典 野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 ファンドの特色より引用

原則として毎月、リバランスを行い、各資産の対象指数の月次リターンに、各資産への基本投資割合を掛け合わせた合成指数に連動する投資成果を目指すバランスファンドです。

2.商品概要

野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 (愛称:Funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型)について、大まかな商品概要を以下、表にまとめて紹介します。

おすすめ度(5段階評価) ★★★★
販売手数料 購⼊価額に2.16%(税抜2.0%)以内で販売会社が独⾃に定める率を乗じて得た額
(ただし、つみたてNISAは、販売手数料がありません)
信託報酬 年率0.54%(税込)
信託財産留保額 0.2%
運用スタイル インデックス
運用会社 野村アセットマネジメント株式会社
ファンドの種類(どこに投資をしているか?) バランスファンドで日本国内外へ投資
総資産額 72.8億円
リターン(3年) 3.66
リスク 6.03

おもな金融機関別における取り扱い(販売)の有無

金融機関 取り扱いの有無
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
カブドットコム
野村證券
大和証券 ×
松井証券
GMOクリック証券 ×
岡三オンライン証券
東海東京証券
みずほ銀行 ×
三菱UFJ銀行 ×
三井住友銀行 ×

上記表は、野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 (愛称:Funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型)の運用会社である野村アセットマネジメント株式会社のホームページを参考にまとめております。

実際に、野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 (愛称:Funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型)が販売されている金融機関を調べると、インターとネット証券会社や対面型の証券会社をはじめ、都市銀行や地方銀行など、その取り扱い金融機関が多い(66の金融機関)ことが確認できました。

国・地域別組入比率と組入上位5銘柄

野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 (愛称:Funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型)の国・地域別組入比率と組入上位5銘柄は、以下の通りです。

国・地域別組入比率

野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 (愛称:Funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型)は、日本国内外のさまざまな金融商品に投資していることから、投資対象地域は、日本国内外(グローバル)となります。

組入上位5銘柄(国内株式マザーファンドを通じての投資銘柄)

組入上位5銘柄
  1. トヨタ自動車:0.5%
  2. 三菱UFJフィナンシャル・グループ:0.3%
  3. ソフトバンクグループ:0.2%
  4. 日本電信電話:0.2%
  5. ソニー:0.2%

組入上位5銘柄(外国株式為替ヘッジ型マザーファンドを通じての投資銘柄)

組入上位5銘柄
  1. APPLE INC:0.4%
  2. MICROSOFT CORP:0.3%
  3. AMAZON.COM INC:0.3%
  4. JPMORGAN CHASE & CO:0.2%
  5. FACEBOOK INC-A:0.2%

組入上位5銘柄(国内債券NOMURA-BPI総合を通じての投資銘柄)

組入上位5銘柄
  1. 国庫債券 利付(5年)第122回:0.2%
  2. 国庫債券 利付(5年)第123回:0.1%
  3. 国庫債券 利付(5年)第125回:0.1%
  4. 国庫債券 利付(5年)第132回:0.1%
  5. 国庫債券 利付(10年)第345回:0.1%

組入上位5銘柄(外国債券為替ヘッジ型マザーファンドを通じての投資銘柄)

組入上位5銘柄
  1. US TREASURY N/B:0.2%
  2. US TREASURY N/B:0.1%
  3. US TREASURY N/B:0.1%
  4. US TREASURY N/B:0.1%
  5. US TREASURY N/B:0.1%

組入上位5銘柄(新興国債券マザーファンドを通じての投資銘柄)

組入上位5銘柄
  1. RUSSIAN FEDERATION:0.2%
  2. REPUBLIC OF ARGENTINA:0.2%
  3. REPUBLIC OF ARGENTINA:0.2%
  4. REPUBLIC OF PHILIPPINES:0.2%
  5. RUSSIA:0.2%

組入上位5銘柄(J-REITインデックス マザーファンドを通じての投資銘柄)

組入上位5銘柄
  1. ⽇本ビルファンド投資法⼈ 投資証券:1.2%
  2. ジャパンリアルエステイト投資法⼈ 投資証券:1.1%
  3. 野村不動産マスターファンド投資法⼈ 投資証券:0.9%
  4. ⽇本リテールファンド投資法⼈ 投資証券:0.8%
  5. ユナイテッド・アーバン投資法⼈ 投資証券:0.8%

組入上位5銘柄(海外REITインデックス為替ヘッジ型マザーファンドを通じての投資銘柄)

組入上位5銘柄
  1. SIMON PROPERTY GROUP INC:0.7%
  2. PROLOGIS INC:0.5%
  3. PUBLIC STORAGE:0.5%
  4. AVALONBAY COMMUNITIES INC:0.3%
  5. EQUITY RESIDENTIAL:0.3%

運用実績

野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 (愛称:Funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型)の運用実績(2013年9月~2018年5月)は、以下の通りです。


出典 野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型愛称︓Funds-i 内外7資産バランス・為替ヘッジ型交付目論見書(使用開始日2018年5月25日)より引用

野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 (愛称:Funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型)は、バランスファンドであることから、緩やかな成長をしていることが確認できます。

基準価額および純資産は、年数が経過するのと同じように、徐々に増加傾向にある点は良い点であると言えます。

3.野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 (愛称:Funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型)のポイント解説

野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 (愛称:Funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型)について、特徴や商品の概要などについて紹介してきましたが、ここでは、同ファンドの押さえておきたいポイント解説します。

現状の販売商品と比較すると信託報酬などの手数料負担が多い

一般に、バランスファンドは投資家が負担する手数料が高めに設定されていると言われておりますが、昨今では、バランスファンドであったとしても、信託報酬が低く信託財産留保額がないものも販売されています。

このようなことを踏まえた時、野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 (愛称:Funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型)は、信託報酬が高く、さらに、信託財産留保額の負担も発生するため、将来、受け取る金額に対して、手数料負担が多くなってしまう点が否めません。

4.同じようなファンドと比較するとどうなのか

野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 (愛称:Funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型)を同じようなファンドと比較するとどうなのかについて、以下、大まかなものについて表にまとめています。

なお、バランスファンドであることから、投資指標としているベンチマークについては、数が多く、かつ、紹介しているバランスファンドそれぞれについて紹介すると煩雑になるため、ここでは割愛をしていますので、あらかじめご了承ください。

ファンド名称 信託報酬(税込) 純資産総額(億円) ファンド設定日
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) 0.17% 144.74億円 2017/5/9
ニッセイ・インデックスバランスF(6資産均等) 0.17% 1.02億円 2017/10/13
DCニッセイ ワールドセレクトF(標準) 0.22% 220.96億円 2003/1/10
ダイワ・ライフ・バランス50 0.22% 96.59億円 2005/6/6
三井住友・DCつみたてNISA世界分散ファンド 0.23% 1.1億円 2017/10/3
つみたてバランスファンド 0.23% 6.46憶円 2017/10/26
野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 0.54% 72.8億円 2013/9/12

平成30年8月現在

野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 (愛称:Funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型)は、他のバランスファンドと比較しますと、すでに紹介した信託報酬が高いことが改めてわかります。

また、今後の成長性と将来のお金を考慮した時、どちらかと言えば、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)やDCニッセイ ワールドセレクトF(標準)といった商品の方に分があるではと思われます。

5.まとめ

野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 (愛称:Funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型)のようなバランスファンドも含めて、将来のファンドの値動きはどのようになるのか予測することはできません。

しかし、信託報酬や信託財産留保額といった手数料負担が少なくて済むような商品を選んで運用することは、最終的に受け取るお金に大きな影響を与えることになりますので、私たち投資家は最低限自己対策することができるのも確かです。

野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 (愛称:Funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型)は、決して悪いファンドではないと思われますが、先を見据えた時、現状では、同ファンド以外のものに分があると思わざるを得ないのも確かでしょう。

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