NISAでもドルコスト平均法で投資をしよう!ドルコスト平均法の仕組みを解説

NISA(少額投資非課税制度)は、1年間で120万円以下の投資で得た利益に対して税金がかからない制度のことをいいます。

また、NISAでは、投資をすることができる対象の金融商品があらかじめ決められており、NISA対象の銘柄(商品)につきましても、それぞれの金融機関によって取り扱い数が全く異なるといった特徴もあります。

金融商品へ投資をする投資方法も、NISAでは、制限を設けていないため、買いたい時に買う通常買付や一定のタイミングで購入する積立買付など、投資家の自由となっておりますが、それらの中でも「ドルコスト平均法で投資をする」といった選択肢は、投資をする以前に持っておきたいポイントになります。

本記事では、ドルコスト平均法とは、どのような投資手法なのかをはじめ、ドルコスト平均法による効果やメリットなど幅広く解説を進めていきます。

1. ドルコスト平均法とは、初心者でもできる投資方法です

ドルコスト平均法とは、定額購入方法とも呼ばれ、毎回一定金額ずつ投資信託等を買い付ける方法のことをいい、たとえば、1ヶ月あたり10000円ずつに設定した場合、投資信託等の価格が高くても低くても10000円で買えるところまで買うといった積立投資方法になります。

ドルコスト平均法を活用しますと、あらかじめ設定した口座にお金を入金しておくことで、引き落とし日に自動で出金、投資される仕組みになっているため、手間や負担がかからず便利で楽に資産運用ができるといったメリットがあります。

2. ドルコスト平均法が、向いている金融商品とは

ドルコスト平均法は、毎回一定の買付を行うことから、いわば「積立投資」をすることにあたり、積立投資で資産運用が可能な投資信託や一部の株式(カブドットコム証券のプチ株など)に投資をする場合は、ドルコスト平均法が向いている金融商品と言えるでしょう。

3. ドルコスト平均法で期待できる効果とメリット

ドルコスト平均法について、基本的な部分について確認できたところで、本項では、ドルコスト平均法で期待できる効果とメリットについて解説を進めていきます。

ドルコスト平均法は、購入平均単価を下げることができる

ドルコスト平均法で投資をすることによって、購入した投資信託等の購入平均単価を下げられる効果が期待できます。

以下、参考例として、ドルコスト平均法(定額購入方法)の場合と一括投資の場合を比較して確認してみます。

★ドルコスト平均法(定額購入方法)の場合

1月 2月 3月 4月 5月 合計
基準価額 10,000円 8,000円 9,000円 11,000円 12,000円
購入口数 10口 13口 12口 9口 9口 53口
投資額 100,000円 100,000円 100,000円 100,000円 100,000円 500,000円

★一括投資の場合

1月 2月 3月 4月 5月 合計
基準価額 10,000円 8,000円 9,000円 11,000円 12,000円
購入口数 50口 0口 0口 0口 0口 50口
投資額 500,000円 0円 0円 0円 0円 500000

●ドルコスト平均法における1口あたりの購入平均単価

500,000円÷53口≒9,433円/口

●一括投資における1口あたりの購入平均単価

500,000円÷50口=10,000円/口

このように、同じ金額で購入できたとしても、ドルコスト平均法では、投資信託の基準価額が値下がりをしたときに、多くの口数を購入することができるため、結果として、一括投資に比べて購入平均単価が安くできるメリットが得られます。

投資するタイミングに悩まずに済むので投資初心者も安心

こちらのメリットは、解説が重複致しますが、ドルコスト平均法を活用しますと、あらかじめ設定した口座にお金を入金しておくことで、引き落とし日に自動で出金、投資される仕組みになっているため、手間や負担がかからず便利で楽に資産運用ができるといったメリットがあります。

したがいまして、投資するタイミングに悩まずに済むので投資初心者も安心であり、基本的にほったらかしでお金が貯まる積立投資であるからこそ、ドルコスト平均法が活きてくるのと同時に資産運用が続けやすいといった見方をすることができるのではないでしょうか。

価値が下がって上がったときに効果を発揮するので、精神的にも安心

ドルコスト平均法は、毎回一定金額の投資をすることになりますので、たとえば、投資信託の基準価額が高い時は少ない数を買い、基準価額が低い時は多く数を買うことができるといった方法を「積立買付の設定」をすることによって「自動的」に行えることになります。

ドルコスト平均法は、立派な投資戦略の1つであり、投資初心者からベテランまで幅広く利用することができる特徴がありますが、特に、投資信託の基準価額が下がって上がったときに大きな効果を発揮することになるため、一時的に投資している投資信託の基準価額が下がったとしても精神的に安心できるきっかけとなります。

4. ドルコスト平均法は、100%儲けられる投資手法ではない

投資は、確実にお金を増やせるものではなく、併せて、ドルコスト平均法を活用したからといって、100%お金を儲けられる投資手法にはあたりません。

以下、参考として、ドルコスト平均法を活用することで、不利になってしまうパターンについて紹介していきたいと思います。

ドルコスト平均法が、不利になってしまう2つのパターン

基準価額が右肩上がり

●ドルコスト平均法(定額購入方法)

1月 2月 3月 4月 5月 合計
基準価額 10,000円 12,000円 13,000円 14,000円 15,000円
購入口数 10口 9口 8口 8口 7口 42口
投資額 100,000円 100,000円 100,000円 100,000円 100,000円 500,000円

※購入口数の計算において、端数は「切り上げ処理」としています。

●一括投資

1月 2月 3月 4月 5月 合計
基準価額 10,000円 12,000円 13,000円 14,000円 15,000円
購入口数 38口 0口 0口 0口 0口 38口
投資額 380,000円 0円 0円 0円 0円 380,000円

●ドルコスト平均法(定額購入方法)

資産としては15,000円×42口=630,000円
投資額に対する利益率としては、(130,000円÷500,000円)×100%=26%

●一括投資

資産としては15,000円×38口=570,000円
投資額に対する利益率としては、(190,000円÷380,000円)×100%=50%

購入した投資信託の基準価額が、右肩上がりに上昇し続けた場合、一括投資の方がドルコスト平均法よりも多くの利益を得られ、かつ、利益率も高い結果となっていることが確認できます。

基準価額が上がって下がるパターン

●ドルコスト平均法(定額購入方法)

1月 2月 3月 4月 5月 合計
基準価額 10,000円 12,000円 13,000円 11,000円 9,000円
購入口数 10口 9口 8口 9口 12口 48口
投資額 100,000円 100,000円 100,000円 100,000円 100,000円 500,000円

※購入口数の計算において、端数は「切り上げ処理」としています。

●一括投資

1月 2月 3月 4月 5月 合計
基準価額 10,000円 12,000円 13,000円 11,000円 9,000円
購入口数 45口 0口 0口 0口 0口 45口
投資額 450,000円 0円 0円 0円 0円 450,000円

●ドルコスト平均法(定額購入方法)

資産としては9,000円×48口=432,000円
投資額に対する利益率としては、(▲68,000円÷500,000円)×100%=▲13.6%

●一括投資

資産としては9,000円×45口=405,000円
投資額に対する利益率としては、(▲45,000円÷450,000円)×100%=▲10%

購入した投資信託の基準価額が、上がって下がるパターンの場合、いずれの場合もマイナスとなり、損失を抱えていることが確認できます。

しかし、それぞれの利益率を計算してみますと、一括投資は、▲10%、ドルコスト平均法は、▲13.6%という結果より、一括投資の方が、より少ない損失で済むことができたという見方をすることができます。

5. ドルコスト平均法の押さえておきたい注意点

これまでの解説から、ドルコスト平均法を活用する上で押さえておきたい注意点を考えてみたいと思います。

ドルコスト平均法よりも一括投資の方が有利な場合もある

投資信託の基準価額が右肩上がりに推移した場合、および、基準価額が上がって下がる場合の2つの値動きパターンや推移した基準価額によっては、ドルコスト平均法よりも一括投資の方が有利になる場合があります。

投資している実感が薄くなる

ドルコスト平均法では、あらかじめ設定した口座にお金を入金しておくことで、引き落とし日に自動で出金、投資される仕組みになっているため、手間や負担がかからず便利で楽に資産運用ができるといったメリットがあります。

一方で、機械的になってしまう投資手法であることから、少なくとも自分の考えで投資している実感があまり得られないことは確かだと思います。

とはいえ、投資をする本来の目的は、「お金を殖やすこと」でありますから、ここに投資をしている実感と天秤にかけた時、どちらを優先するのかは人それぞれです。

6. NISAで投資信託等へ投資をするには、ドルコスト平均法がオススメ!

投資信託の基準価額は、毎日上下変動を繰り返すことになりますが、誰しもがいつ値上がりし、値下がりするかを読むことはできません。

そのため、投資信託で資産運用をする場合に大切なことは、ドルコスト平均法のように継続的、かつ、長期的に資産運用を行うことになります。

また、ドルコスト平均法の解説で1つ誤解の無いようにしておかなければならないこととして、投資している投資信託の基準価額は、時が経過するにあたって「右肩上がり」に推移していくような銘柄(商品)が望ましいのは確かです。

投資信託の基準価額が「右肩上がり」に推移しますと、一括投資に比べてドルコスト平均法は、不利となるといった解説をさせていただきましたが、あくまでもこれは「結果論」であり、投資している投資信託が、将来どのような値動きをするのかわからないからこそ、ドルコスト平均法のように継続的、かつ、長期的に資産運用を行うことが、最終的に大きな資産形成をすることができる近道に繋がるのです。

一括投資は、まとまったお金が手元に無ければならないことや、余程、投資をする投資信託の基準価額が、将来において大きく上昇するといった根拠がなければ「合理性」から欠けてしまうことも否めません。

いかにリスクを少なくし、リターンを多くするのかといった投資の考え方において、「合理性」や「安全性」、「確実性」といったものを考慮すると、ドルコスト平均法は、誰でも手軽に採用できる投資手法であり、活用しやすい方法であることは確かでしょう。

7. まとめ ~NISAでもドルコスト平均法で投資をしよう!ドルコスト平均法の仕組みを解説~

本記事では、ドルコスト平均法とは、どのような投資手法なのかをはじめ、ドルコスト平均法による効果やメリットなど幅広く解説を進めさせていただきました。

NISAで資産運用をする際、個々によって考え方が異なりますが、仮に、投資信託を購入するのであればドルコスト平均法を活用した積立投資で資産運用されることをおすすめ致します。

NISAは、制度の仕組上、税金のかからない期間が5年間と定められておりますが、仮に、投資信託をドルコスト平均法で資産運用し、さらに、1ヶ月に投資に回せるお金がわずか(月額33,000円以下)であれば、平成30年1月より制度が始まる「つみたてNISA」の方が良い効果が得られる可能性が極めて高いと思われます。

そのため、前述した条件にあてはまりそうな方であれば、併せて「つみたてNISA」についてどのような制度であるのか確認されることを強くおすすめ致します。

参考 つみたてNISAとNISAはどっちが良いの?それぞれの特徴を比べました

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