【インタビュー】三菱UFJ国際投信 吉田研一様

白井マサヒロ
こんにちは!「積立投資 超入門」管理人の白井マサヒロです。

今回は業界大手の運用会社であり、「eMAXIS Slimシリーズ」でも有名な三菱UFJ国際投信株式会社の吉田研一様へインタビューをしてきました。

吉田様からは「投資に不安な人は、どのファンドを選ぶべきか?」というお話や「長期での積立投資が成功する理由」「子供の教育資金の作り方」「投資に一歩踏み出して始めるためには?」など、ざっくばらんにお話をしていただけました。

これから積立投資を始めようと考えている方にも、とってもわかりやすくお話していただいています!ぜひぜひ読んで参考にしてくださいね!

吉田研一 様 プロフィール

三菱UFJ国際投信株式会社
商品マーケティング推進部長
吉田研一 様

1.投資も自分磨きのひとつなんじゃないかな?

白井マサヒロ
本日はお忙しい中、お時間を頂きまして、ありがとうございます!

私の作っているサイト(積立投資 超入門)は、投資をやったことがない方に向けて、どのように資産運用や積立投資をしていけば良いのか?ということを伝えています。

とっても基本的なお話から、具体的な投資信託の選び方まで、いろいろな角度でお話を聞かせていただければと思っていますので、よろしくお願いします!

吉田様
こちらこそ、よろしくお願いします!
白井マサヒロ
では、はじめに、私たち生活者と言いますか、20〜30代の方が、これから資産形成をした方が良い理由をお聞かせいただけますか?

また、投資信託で積立投資をした方が良い理由も教えていただきたいです!

吉田様
今、世間一般の人に「将来に関して何か(資産形成を)やられていますか?」という質問や「将来の自分自身のお金について何か不安ありますか?」と質問をすると、たぶん多くの人は「やってない」「不安はある」と答えると思うんです。

つまり、「不安はあるけど何もやってない」という方が結構多いのではないかと。

白井マサヒロ
確かにそのような気がします。
吉田様
そういう意味では、まずこの状態を変えないといけない。

というのも、30年や40年前というのは日本全体で、多くの若い人が、少ないご高齢の方の生活を支えることができていました。

ただ、世の中は全く変わってきちゃっていて、あと40年くらいすると若者1.4人で高齢者1人を支える状況になると言われています。

そうなると国の年金制度の負担はかなり増していくはずです。

白井マサヒロ
それが少子高齢化の影響ということですね。
吉田様
では、これから自分が老後を迎えたときに「国にずっと支えてもらえるだろうか?」「国の制度だけで自分が安心して暮らしていけるだろうか?」というと、たぶんちょっと難しくなってくる。

これは、すぐさま年金制度が破綻するという話ではなくて、たぶん年金の受取額が減ったりだとか、受け取れる年齢が60歳だったのが65歳になり、たぶん70歳になっていったりするとは思うんですよね。

あとは、アラフィフの僕ら世代は大丈夫かもしれないですが、10年〜20年若い人は、80歳で定年がないという時代になってくる可能性もありますよね。

これらのことは起こりうることなので、それに対してやっぱり、自分で何かしら行動を起こしていくべきじゃないですかね。

白井マサヒロ
これからの日本の社会を考えると、将来に向けて、自分で何かしらのアクションをしていかなければ、老後に豊かな生活を送りづらいということですね。
吉田様
で、その1つの解決策がまさに投資。
若いうちから投資を始めるということになるのかなと思います。

よく「自分磨き」だとか言うじゃないですか。

英語を勉強するとか、そういうのと一緒で、投資も自分磨きのひとつなんじゃないかなと思いますね。

白井マサヒロ
自分の将来のことを考えて投資で資産を作っていくのは、先のことを考えるという意味では、確かに自分磨きですね。
吉田様
そういうことです。

とはいえ、資産形成をする方法としても色々あったわけですが、これまでだと、まずは預金ですよね。

「会社に入ったら、まずは積立預金」をするという考えが一般的だったと思います。

白井マサヒロ
定期預金とかですね。
吉田様
定期預金だと確かに元本は増えていきますよね。

しかも、貯金したお金(元本)を銀行は保全してくれますが、昔は金利のパワーで、さらにお金を殖やすこともできたわけです。金利が高かったから。

でも、今の定期預金は単純に元本だけが毎月増えるだけで、金利でお金が増えることは、あまり期待できないですよね。

白井マサヒロ
今は銀行の定期預金の金利は0.01%しかないですからね。
吉田様
そういうことから「じゃあ、他に殖やす方法はあるの?」と考えたときに「投資信託」というひとつのツールがあって、そこにぜひ目を向けていただきたいなと。

もちろん、株や国債もありますし、まあ、FXもそうなのかもしれないですけど、我々としては、より分散投資を手軽なコストでやっていただける投資信託をぜひご活用いただきたいなと考えているわけです。

白井マサヒロ
投資信託は分散投資ができて、少額で安定した資産運用ができますからね。
吉田様
とはいえ、投資信託って、僕自身も会社に入った頃は、あまりよくわかっていませんでしたからね(笑)

しかも、僕がわかってないくらいだから、親世代でも知らない人ばかりだと思います。でも、会社に入ってよくよく調べてみれば、投資信託の源流ってイギリスの中産(中流)階級にあることがわかりました。

白井マサヒロ
中産(中流)階級ですか?
吉田様
そうなんですよ。

当時のイギリスは貴族社会とそれ以外だったんですが、産業革命によって労働者が少しずつお金を持つようになったことで、中産(中流)階級が生まれてきた。

で、中産階級の人たちが「このお金を、どうすればいいんだ?」と考えたときに、お金を専門家が預かって「それを投資してあげる」という機能が生まれたわけです。これが投資信託の源流と言われています。

白井マサヒロ
初めて知りました!
吉田様
この源流は今も変わってなくて、皆さんの「どうすれば良いかわからないというお金」を、我々のような専門家に預けていただき、資産運用をされていくのが良いのかな、と思いますね。

自分で投資をいちから勉強しようとしているうちに、もう眠くてあきらめちゃうのは目に見えていますからね。私も入社したときの研修ではそうでしたからね(笑)

2.いかに外にアピールしていくかということが、すごく重要

吉田様
でも、皆さんが投資信託や資産運用についてわからないからこそ、我々のような会社の存在意義があると思うんですよね。

そして、我々の会社と、お客さんに信頼関係がなければ、お金を預けてもらうことはできないので、いかに我々が信頼できる金融機関の運用会社であるかを示していく必要があると。

白井マサヒロ
確かにわからない会社にお金を預けるのは不安ですからね。
吉田様
20年、30年ほど前なら、まだインターネットは普及していませんでしたが、今は、一般的にインターネットが普及してきて、投資信託や、その裏側に運用会社があることは知られてきましたからね。
白井マサヒロ
誰でも信頼できる運用会社なのかを調べることができますからね。
吉田様
だからこそ、どんな運用会社なのか?信用できる会社なのか?ということを、我々もきちんと示していかなければいけないってことだと思います。

逆に、既に調べている人たちは、資産運用の世界に入ってきていて、NISAとか、つみたてNISAとかをやられているんじゃないかと思います。

白井マサヒロ
確かにそうかもしれませんね。
吉田様
ちなみに「NISA」の顧客層は50代以上の方々で7割を占めているんですよ。

「NISA」の導入経緯は、昔の投資制度として、税金が安かったものを普通に戻し、その代わり、NISAを使ったら投資金額120万円(制度導入時は100万円)までは生じた利益が非課税になりますよ、というものでした。

ただ、これは若い人にとっては、あまり響かなかったんですよ。

でも、2018年にできた「つみたてNISA」というのは、まさに積み立てるための制度になっていますよね

白井マサヒロ
そうですね。
吉田様
実際、つみたてNISAを使っているのは、30〜40代が非常に多いんですよ。

だから、金融庁の方にも話したことがありますが、つみたてNISAって、マーケティングがもの凄く成功しましたよね、と。狙ったターゲットにちゃんとはまっているわけだから、これは成功ですよ。

ただ、問題はつみたてNISAをもっと広めていかないと。
まだ100万人、100万口座しかないですからね。

白井マサヒロ
金融庁は大々的に100万口座になったことを伝えていますけどね。
吉田様
100万人と言ってもまだ少なくて、日本の20歳以上の人って1億人いるわけですからね。

100万人というのは1億人のうちの1%。これはもったいないですよ。今うまくターゲット層に当たっているのを、どうやって増やしていくか?

これは運用会社の努力でもあるし、FP(ファイナンシャルプランナー)の皆さんの努力でもあるし、あと、御社のようなメディアでも、今回のように取り上げていただくことで、どんどん輪が広がっていくと思うんです。

いかに外にアピールしていくかということが、すごく重要なんだろうな、と。

白井マサヒロ
金融に関わる方みんなで広めていく必要があるということですね。
吉田様
それが今、我々が感じている使命感です。

正直、この「資産形成をしていこう」という国内での流れは最近までの20〜30年にはあまり感じませんでした。

運用会社の業界内では、望まれていながらも、なかなかできなかったところに、今回、国が新たに制度を作ってくれたわけですから、それを一生懸命、盛り上げていきたいと考えていますね。

3.運用会社も「裏方だけで良い」ではなく、もっと投資などの認知度を上げていく必要がある

白井マサヒロ
御社では「つみたてNISA 1万人認知度調査」を発表されていますよね。

調査結果から、1年間で10%以上も認知度が高まっていることがわかりますが、調査結果から御社として感じていることはございますか?

吉田様
この調査開始は2017年9月で、つみたてNISAがスタートする前からやっています。

最初のつみたてNISAの認知度は19.9%と低かったんです。
それが今、30%くらいまで、だんだん上がってきている。

直近の調査は5月に実施しましたが、35.0%まで上がってきていて、これはすごく嬉しい結果です。

※「つみたてNISA 1万人認知度調査」の調査結果

白井マサヒロ
確実に知っている人が増えている印象を受けますね。
吉田様
ただ、この調査では、投資信託の認知度調査も同時にやっているんですけど、投資信託は大体40%ほどの認知度があって、これは最初から今まであまり変わっていないんですね。

投資信託よりも、つみたてNISAのほうが認知度上がることは考えにくいので、つみたてNISAの認知度の上昇も、もしかしたら限界が近づいているのかもしれないな、と。

白井マサヒロ
つみたてNISAの認知度も、投資信託の40%というのが頭打ちになる可能性がある、と。
吉田様
そうです。つまり、全く投資もつみたてNISAも知らない、まだ投資に無関心な人たちを何とか投資関心層に持っていかなきゃダメだよね、という話です。
白井マサヒロ
そういうことですね。
吉田様
あとは他の金融機関さんとコラボレーションすることもすごく重要で、やっぱり投資信託に無関心な6割の人たちを、業界全体でどうやって動かしていくかが、すごく苦心しているところです。

皆さんのようなメディアでも書いていただくのは、我々1社だけが言っているよりも、ずっと認知度が広がる可能性があるはずなので、そこは今、期待しているところですね。

白井マサヒロ
これまで運用会社は、資産形成や投資信託に無関心な層には踏み込まず、販売会社が広げていく認識がありましたが、今は運用会社も認知度を高めることを考えているということなんですね。
吉田様
そうですね。これは難しい言葉で言うと「投資啓蒙」ということですけど、運用会社も「裏方だけで良い」じゃなくて、自分たちもちゃんと努力することによって、もっと投資や、つみたてNISAなどの認知度を上げていく必要があると思います。

逆に言うと、投資信託を販売してくれている、特に地銀さんとか全国に津々浦々ありますけど、投資信託の販売は必ずしも本業ではないですから。

白井マサヒロ
そうですね。銀行は本業という位置付けではないでしょうね。
吉田様
だからこそ、本業を投資信託の運用としている我々が、運用だけでなく、投資の啓蒙、投資の考え方はこういうことだということをアピールして、お手伝いしていかなければいけないと感じています。

これこそが、まさに金融庁が推進している「顧客本意の業務運営」のひとつの形だろうと。

運用会社と販売会社がしっかり協力し合いながら、「知らない人たち、投資をしたことがない人たちにも、ちゃんと正しく商品を提供していく」ということだと考えています。

白井マサヒロ
確かに御社のホームページを見させていただいたんですけど、他の会社様と比べて、投資初心者にとっては、かなりわかりやすいサイトになっていますよね。
吉田様
本当ですか?ありがとうございます。
白井マサヒロ
「投資信託とは何か?」とか「積立をどうやって始めればいいか?」というのを知りたいときに、御社のサイトはすごくわかりやすいな、と思って。
吉田様
自分たちではそんなにできているとは思えていませんが、そう言っていただくと、すごくありがたいですね。

4.「mattoco」のコンセプトは目的を選んで資産形成をやってもらうこと

白井マサヒロ
認知度を高めていくなかで、御社でも新たなサービス「mattoco(マットコ)」をスタートしたようですが、このコンセプトはどのようなものですか?

※「mattoco(マットコ)」とはあなたの資産形成の目的に合わせて、購入すべき投資信託を紹介&スマホから手軽に資産運用をすることができる三菱UFJ国際投信の投資信託の直接販売の新サービスです。

吉田様
当社は基本的にはB to Cと言われるビジネスで、運用会社として商品(投資信託)をご提供し、商品の販売は銀行さんや証券会社さんにやっていただくという委託型のビジネスになっています。

それは今でも続いていますが、今後は当社もダイレクトにお客さまにつながっていく必要もあるよね、ということで「mattoco」という当社のサイトから直接商品が買えるサービスを始めました。

白井マサヒロ
スマホからでも購入できるようになっていましたね?
吉田様
はい。2019年の3月からスタートしました。

当社で投資信託を直接販売していくということは、我々のビジネスパートナーである銀行さんたちと同じ立場、目線で、お客さま集めだとか、お客さまに語る手段とかをいろいろ工夫していこうということです。

そして、「mattoco」のコンセプトは、目的を選んで資産形成を実践してもらうことです。

資産運用って、「始めませんか?」「お金が余っているならやりませんか?」みたいな感じでスタートされる方もいますが、そもそも皆さんにも色々な投資の目的があるはずですよね?

白井マサヒロ
何かしらの目的があっての投資ですからね。
吉田様
人生においての投資目的があるかもしれないし、もうちょっと身近なところなら、旅行に行きたいとかいうのもあるかもしれない。

「mattoco」は、そうした目的を1つ選んでから、目的を達成するための1つの手段として、投資信託を使ってみませんか?というスタイルのサービスになっています。

白井マサヒロ
運用会社さんは直販をしないイメージがあったので、意外なサービスでしたね。
吉田様
やはり、既存のビジネス領域だけではなくて、新しいところへの嗅覚を強めていかなければならない。

そのためにも、自分たちでお客さまを持つことや、お客さんにアピールして、獲得していかないとダメだよね、と。

と同時に、これまで運用会社としてやってきたことを直販でも活かせることができるのではないか?という気持ちもありますね。

白井マサヒロ
これは金融庁が発表した顧客満足度の話にも繋がっていますね。
顧客視点を入れるという意味も含めて、このサービスに力を入れているわけですね?
吉田様
そうですね。我々の言っていることが全然通じなかった場合は、何かを改善していかなければいけません。逆に、ちゃんと浸透していくようであれば、自信を持って、お客さんに伝えていくことができますからね。

そして、「mattoco」で得たノウハウは、他のビジネスパートナーの方々ともシェアすることで、先ほど言ったつながりの輪と言うんですか、金融業界全体で、もうちょっとギュッと手を握りながら、色々とできるようになっていきますよね。

そうすると、投資のすそ野がどんどん広がっていき、3、4割に留まっているつみたてNISAや投資信託の認知度が上がっていくことも期待できると思います。

白井マサヒロ
運用会社さんも新しいステージに入ってきたということですね。
吉田様
そうですね。ただ、これもインターネットが普及したことが大きいですね。

私が会社に入った30年前頃は、正直、証券会社の裏側に運用会社があるくらいにしか知られていませんでしたからね。今はインターネットで我々のような運用会社の存在も少しずつ知られてきています。

白井マサヒロ
ただ、御社の場合は商品も有名ですし、認知度は高いと思いますけど。。。
吉田様
いや、eMAXIS Slimなどの商品名を知っている方はいらっしゃるとは思いますが、社名となるとまだ知られてないと思います。
白井マサヒロ
御社の知名度もここから徐々に広がっていけば良いということですね。
吉田様
とはいえ、うちの会社だけを知ってもらっても意味がなくて、必ず商品やサービスとともに「これをやっているのは三菱UFJ国際投信なんだ、、、」というふうに知ってもらえれば、非常にうれしいです。

1人の投資家の目線としてみれば、あくまでも、選ばれるサービスや商品が前に出て、その裏側に同じような名前の会社があったね、というくらいでも良いのかな、と思っています。

5.つみたてNISAでは、どの投資信託を選んでも安心!

白井マサヒロ
とはいえ、つみたてNISAなどの制度は、御社にとっても、かなり大きな後押しになっていると思います。

では、つみたてNISAはどのように活用していくのが良いでしょうか?おそらく、投資初心者としても一番気になるところだと思います。

吉田様
つみたてNISAに限っていうと、金融庁は商品(投資信託)を限定してくれていますね。
白井マサヒロ
そうですね。
吉田様
つまり、つみたてNISAで買える投資信託は、ある意味、金融庁のお墨付きみたいなものですよね。

で、金融庁は長期で資産運用を実践するためのツールとして「良いですよ」と判断している背景には、これらの投資信託であれば、安心して長期投資を実践できるとの考えがあります。

白井マサヒロ
自分で選ぶよりは、はるかに安心感がありますね。
吉田様
当然、投資であることにかわりはないので、投資信託を買った次の日にいきなり、大きく値下がりする可能性もあるかもしれません。

ただ、投資信託が一時的に大きく値下がりをしても、積立投資であれば、値下がりしたタイミングで買うことで、多くの口数を買えるわけです。

で、過去の実績から長い目で見れば、ほとんどの金融資産は値上がりしていますので、長期的に積立投資をしていけば、結局良かったな、となる。

だからこそ、今、つみたてNISAで選べるファンド(投資信託)に関していえば、百本以上もありますが、どれを選んでも長期で積立投資をすれば、大きく値下がりするリスクは小さいと思います。

白井マサヒロ
つみたてNISAであれば、どのファンドを選んでも大きくは間違わないということですね。
吉田様
まずは自分でどれが良さそうかを選んでみてほしいですね。

選び方としては、基本的には全ての商品(投資信託)には株式が入っているので、投資先を国内だけにするのか?海外にするのか?を考えてみてください。

その上で、株式ばかりだと嫌だよね、、、というのであれば、債券も含まれているバランス型ファンドもある、、、というふうに、だんだん商品数も絞れていくはずです。

つまり、最終的な候補っていうのも、そんなに多くないと思いますよ。

白井マサヒロ
1つずつ考えていけば、自分にあった投資信託が見つかるということですね。
吉田様
我々はそういう株式や債券の種類を「アセットクラス」と呼びますけど、このアセットクラスも何個もあるわけではありません。
白井マサヒロ
いきなり1つの商品(投資信託)を選ぼうとするから難しく感じちゃうわけですね。
吉田様
先ほどもお話ししましたが、つみたてNISAの商品というのは、長期で資産運用するには適格だと考えられているものなので、ある程度は自分の好みのもので、納得できていれば、最終的にはどれでも良いかなと思います。
白井マサヒロ
わかりやすいですね。
吉田様
もちろん、例えば「信託報酬が安いものが良い」とか「いや、俺はこの会社が好きだから」とか、そういうのもあるとは思いますしね。

ただ、当社としては一応、指数連動型(インデックス型)の投資信託においては信託報酬に関しては相対的に安いものをご提供している。

これが、「eMAXIS Slim」という商品ですが、常に業界最低水準の信託報酬を目指す仕組みを持っています。

これはお客さまにとっては1つの安心感になるかな、と。
選んでいただいている方にも、高いものを買わされたという認識はないと思います。

白井マサヒロ
業界最低水準の信託報酬ですからね。
吉田様
当社の商品は、そこを評価していただいていると思っています。

6.特に投資に対してネガティブなイメージがあるなら、バランス型ファンドを

白井マサヒロ
実際、御社の「eMAXIS Slim先進国株式」は「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」で第1位に選ばれていたりしますね。
吉田様
大変ありがたいですね。
白井マサヒロ
私は今、35歳なんですが、仮に、30〜35歳くらいの方が、つみたてNISAを始める場合、具体的にどの投資信託を選べば良いかのアドバイスをいただけますか?
吉田様
これまでに全く投資をせず、貯金しかない方ですか?
白井マサヒロ
はい。そのような人が対象だとお考えいただいて、、、
吉田様
だとすると、あくまでも個人的な意見ですが、僕はバランス型がいいと思います。

特に投資に対して「ちょっと怖い・・・」とか、そういうイメージがあるんだったら、バランス型かと。

白井マサヒロ
バランス型の投資信託が良いんですね。
吉田様
バランス型の投資信託は値動きが相対的に小さいですからね。
あまりドキドキしなくても良いので、投資に不安がある人には向いていますね。

やっぱり、投資を始めると、国内や海外の経済の動きっていうのは少し気になってくるはずですが、気になり過ぎちゃう人が、あまり売買を繰り返すとかえって損をする可能性が高まります。

値動きに合わせて投資信託を買ったり、売ったりをするよりも、バランス型のように値動きが相対的に小さく落ち着いたものの方が、長く積立投資をしていきやすいですよね。

白井マサヒロ
確かに大きな値動きがあると「怖いから、売ってしまおう。。。」と思いやすいですからね。
吉田様
当社の商品には国内、新興国、先進国、全世界株式など色々なものがありますが、やっぱりバランス型は、投資信託で資産運用するためのパスポートみたいなものですからね。
白井マサヒロ
パスポートですか?
吉田様
そうですね。投資をするときに必要なものだと考えていただければ。

やっぱり、投資経験を持たないで投資の世界に入っていくと、大きく損をする可能性がなきにしもあらずだと思います。最初がこれだと2度と投資はやりたくなくなりますよね。

最初は、やっぱりベースとなるようなバランス型の投資信託をお持ちいただくことで、安定的に資産運用をしていくことができますからね。

白井マサヒロ
資産形成の土台(ベース)としての役割を果たしてくれるということですね。
吉田様
そういうことです。

例えば、「実はコツコツと国債を買っていたんですよ」という方であれば、今度は、全世界株式ファンドなどを積み立ててみるとかも有りだと思います。

白井マサヒロ
全世界株式ファンドですか?
吉田様
株式ファンドのなかでも、全世界株式ファンドは一番対象(地域)が大きいわけですよ。

で、それ以外にも新興国、先進国、日本に投資するというファンドもあるんですが、地域が小さくなればなるほど、値動きが大きくなっていったり、その地域独特の動きがあったりします。

その地域に対して何かしらの強い思い入れや知識があるのであれば、そのようなファンドを買えば良いわけです。

例えば、「やっぱり僕は新興国のほうがいいと思う」という思いがあるのであれば、新興国の株式ファンドを買えば良いだろうし、「やっぱり、ちょっと安心が欲しいよね」ということであれば、全世界株式ファンドを選べば良いのだと思います。

白井マサヒロ
ベースがあった上で、他のファンドも選んでみるということですね。

ちなみに、御社の商品のなかでバランス型なら、どれが良いですか?

吉田様
eMAXIS Slimのシリーズですと「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」は多くの方にご支持いただいているバランス型ファンドです。

あと、つみたてんとうシリーズという、これは銀行さん、証券会社さんで、主につみたてNISA用に採用いただいているものですけど、そこの中にも「つみたて8資産均等バランス」というバランス型がありますね。

白井マサヒロ
では、バランス型なら「8資産均等」、もしくは、インデックスで大人気の全世界株式(オール・カントリー)ということですね。
吉田様
そうですね。

個人的には、投資を始めるにあたって、「すべてを知ってから」と力みすぎないことも大切だと思っています。

投資信託の良さは、投資対象となる地域、会社のことを細かく知らなくても、ちゃんと運用会社が運用してくれるところにありますからね。

これまでに投資をやったことがない方は、知らなきゃ買えない、投資できないという発想をやっぱり変えたほうがいい。

白井マサヒロ
運用会社に資産運用を任せられるということが、投資信託の一番の魅力ですからね。
吉田様
投資信託というのは「投資を信じて託す」、信頼の「信」でもあるわけですから、我々のような会社を信頼していただけるのであれば、それほどひどいことにはならないはずです。

いきなり明日、会社が全部クローズするとかね(笑)

白井マサヒロ
それは衝撃ですね。
吉田様
衝撃的なんだけど、でも、世の中には信頼できる会社だと思ったら、急に消えてしまうような会社もあったりするんですよ。詐欺などのニュースでもよく聞きますよね?

ですので、信頼できる会社なのか?という判断だけはとても重要だと思います。

7.リスク資産は持っているとプラスになるようにできている

白井マサヒロ
ただ、多くの方にとって、投資はやっぱりお金が減ってしまうことに恐怖があると思うんですよ。

長期で見れば、値下がりしているのは本当に短い期間のはずなんですけど、実際に値下がりをすると怖くなってすぐに売ってしまう、すぐに辞めてしまう、、、そのような方が多い。

将来のためのお金と考えると、安全な資産であって欲しいという気持ちが強くて、どうしても投資を始めることに踏み切れないと思うんですよね。

そのあたりをどうやって伝えるのが、一番納得してもらえるのかな、といつも迷ってしまいます。

吉田様
僕の友達も同じようなことを言っていましたね。

その友達に、僕は「大金を投資するわけじゃないよね?」と言いますね。

確かに一度に大金を投資するのは怖いだろうし、投資をして、すぐに大きく値下がりをすると、ウワァーと落ち込むことになる。

でも、積立投資なら、たぶん1回の投資額って毎月数千〜数万円とかじゃないの?と。

白井マサヒロ
確かに普通の方であれば、一度に何百、何千万円を投資することはないですね。
吉田様
そうですよね?で、仮に今日3万円投資して、明日3万円が2万8000円になったとしても、それはちょっと高い食事を食べたのと一緒くらいしか変わっていないよ、と。

しかも、2万8000円だったものが長い目で見て戻らないことはないよね?と言いたいわけですよ。

白井マサヒロ
値下がりすることばかりを考えて、値上がりすることを忘れがちですからね。
吉田様
世の中を見てごらんよ、と。日本株はちょっと残念な結果になっているけど、世界株とか、アメリカの株って、どんなに下がったとしても、ブラックマンデーってみんなよく聞く言葉だけど、あのあと株価何倍になったか知ってる?って。

その結果を知っていたら、結局、世の中が潰れることはない、と言いたいですね。

もう少し限定的に言うと、資本主義経済みたいなのが潰れない限りは、リスク資産って、持っているとプラスになるようにできているんですよ。

だって、そうじゃないと、リスクを背負って生きてきたのに、30年経ったら「あれ、なんにも残らなかった、、、」というのはおかしな話ですよね。

だから、投資信託のようなリスク資産への投資というのは、資本主義においては「リスクを背負った人には、最終的に長い時間をかけたときに、何かしら対価をあげますよ」「背負ってきた分の対価をあげますよ」となっているわけです。これが経済学的な根拠なので。

白井マサヒロ
資本主義における原理原則のようなものなんですね。
吉田様
だからこそ、長期間の積立投資をするべきですよね。

あとは、長期での積立投資なら、値下がりしたときに多くの投資信託を買える、つまり、安く買えるということですよね。それを自分の判断じゃなくて、自動的に金融機関がやってくれるから、手間もかかりませんし、自分に専門的な知識がなくても良いというわけです。

8.周りで成功している人を見つけること

白井マサヒロ
こうした投資信託の特徴や、ドルコスト平均法などの基本的なことって、僕たちは理解しているつもりですが、やっぱり伝えるとなると難しいところなんですよね。

なかなかうまく伝わらないとか、力説すると、説得されている印象を受けてしまうので、、、だから、納得して、投資を始めていただきたいですね。

吉田様
たぶん一番良いのは、周りで成功している人を見つけることですよね。

僕は積立投資をお客さまに提案したい金融機関の販売員たちに研修をすることもあるんですけど、そこで話すのは「積立投資を提案したいなら、まずは自分で始めてみてください」と伝えています。

で、始めて3年経ったら、どういう気持ちでやっていたかを伝えるようにしてください、と。

そうすると何が起こるかと言うと、積立投資を始めたきっかけを等身大でお客さまに話せるわけです。「やっぱり、人生長いこと考えたら、少しずつでもやるべきですよ」「これは自分磨きの一種ですよ」という風にですね。

白井マサヒロ
やっぱり、自分で体験してみたことを伝えるのが一番ですよね。
吉田様
積立投資を長くやっていたら、いろいろな経験をすることができますからね。

値下がりしたときも、値上がりしたときも、あのときトランプ大統領の発言がね。。。というように(笑)

その上で「でも、あのときはドキドキしたけど、積立だからほぼ自動的に長期で続けることができて、5年、10年経ったときには元本が100万円だったものが150万、200万になっていましたよ」と。

これがお客さまに言えたら、最高のセールストークだと思うんです。

白井マサヒロ
本人の成功体験は、一番説得力がありますからね。
吉田様
ちなみに、僕は元本が倍になった経験があります。
それで住宅ローンを返すことができました。

この話をある場でしたら、400名くらいの人が、「おお」と言っていました。

そして、新たにまた積立投資をやっています。
だって、成功体験があるから、またやりますよね。人生百年時代ですから。

白井マサヒロ
住宅ローンを返せたというのは、インパクトのある体験談ですね。
吉田様
10年くらい積立投資を続けることで、そのような可能性があるんですよね。

こうした積立投資の成功者たちを、ウェブで出していけば良いと思いますね。
もちろん、覆面でも良いと思うので(笑)

白井マサヒロ
僕も、つみたてNISAが始まったときに、一般のNISAからつみたてNISAに切り替えて、御社の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を買っていますが、今、9%くらいで回っているんですよね。

去年の年末とかも、いったんガクッと下がって、今ちょうど値上がりしている状況で、それでも利回りが8〜9%ほどになっているので、自信を持ってお話できるんですけど。

やっぱり、実際のデータを出していかないとな、というとことですね。

吉田様
そうだと思います。実在の人物が実データを語る。
ブロガーの方でもいますよね。自分の実データを出されている方が。
白井マサヒロ
確かにいらっしゃいますね。
吉田様
だから、白井さんも自分の口座を出せばいい。

みんなに示すための口座を作っても良いと思うので、それをホームページ上で展開すると「本当にこういうふうになるんだ」「やってる人いるんだ」とわかるわけです。

そういうのが少ないので、なんか、やっている人がいないような気もするじゃないですか。本当にそうなの?みたいな。

白井マサヒロ
確かに「お金が増える」とだけ言われても、やっぱり怖いところはありますからね。
吉田様
僕、何だったら出ますよ。覆面ですけど(笑)

たぶん、そういう人が1人でもいるということを見せることが、投資に対しての不安を解消するためには大事なことですよね。「あぁ、成功している人いるんだ」って。

白井マサヒロ
本当にそうですね。
吉田様
だって、みんな成功者に倣いたいじゃないですか。

そうなれないのがわかっていても、Facebook創業者のザッカーバーグみたいになりたいなと。

Amazonみたいな企業を立ち上げるのが格好いいなと、本を買うじゃないですか。「なれるわけない」って思いながらも、中田英寿の本をみんな買うんですよ。成功者に倣いたいから。

ただ、あれほどの成功者にはなれなくても、投資信託を積み立てて成功するくらいなら、可能性は高いですよね。今さらワールドカップ行けないですものね、僕ら(笑)

白井マサヒロ
今からワールドカップに行けたら、すぐ本書きますけどね(笑)
吉田様
でも、そんなの絶対無理ですから、投資の成功者になるほうが簡単。確率は高いですよ。

それで、投資の本を書いている人もたくさんいますからね。

白井マサヒロ
確かに、一般の人が書いている本も多いですね。
吉田様
もちろん、一般の人たちが書いている本のなかでも、私は100万円を3000万円にしたとか、1億円にしたとか、あれはちょっと真似できないなと。

ただ、積立投資で100万円が500万円になったというのは、これはあり得る話。特に長期で積み立てをしていれば。

だって、白井さんもこの短期間で9%くらい上がったっていうのは、すごく重要な経験談だと思いますからね。うまくいっている人ほど、言わないだけかもしれないですけど(笑)

9.教育資金はどう用意する?

白井マサヒロ
話は少し変わりますが、僕くらいの年齢(35歳)になると、子供の教育資金をどうするか?ということも考え始めています。

実際、うちの子供も最近、小学校に入学したんですが、将来のための教育資金は学資保険で作るべきですか?それとも積立投資で作るべきだと思いますか?
いわゆる学資投資についてのお考えをお聞かせください。

吉田様
それはもう、学資投資の方がよいと思います。
白井マサヒロ
そうなんですね。
吉田様
もちろん、学資投資でも、やっぱり積立投資をすることが大切ですね。

これから始める方であれば、先ほどもお話ししたように、値動きが相対的に小さいバランス型などでリスクを抑えながらやっていただくのが良いかな、と。

あとは、つみたてNISA使うことで、税金もお得になりますからね。

白井マサヒロ
今だと、学資保険でも満期になるまでは100%にならないものもありますからね。
吉田様
今でも学資保険をやっておけば、お金が増えると考えている親御さんもいらっしゃいますが、今はマイナス金利の時代なので話は当然変わってきます。
白井マサヒロ
貯金だけでなく、学資保険なども資産が作りにくくなっているということですね。
吉田様
だからこそ、積立投資、学資投資というのは活用できる手段だと思います。
もちろん、心理的なハードルと言いますか「あ〜損した・・・」と思って、すぐにやめちゃわないとか、そういうことには気をつける必要はありますけどね。
白井マサヒロ
改めて、積立投資って、日本人の考えにマッチした資産形成のやり方ですよね。
これまではコツコツ貯金してきたのが、これからはコツコツ投資をしていくということだけですよね。
吉田様
その通りだと思います。
白井マサヒロ
昔、携帯電話を使っていたのが、今はスマホになったよ、というように時代は変わってきていますから、これからは貯金や保険ではなく、投資に変えていった方が良いということですね。
吉田様
そうなんです。積立投資は決して難しいことではなく、皆さんも貯金をしていましたよね?社内預金のようなものも含めて、、それとほぼ同じスキームなんですよね。
白井マサヒロ
ただ、どうしても投資に対してネガティブなイメージが付いてしまい、不安を感じてしまう方もいる。だからこそ、最初にベースとなるバランス型ファンドなどで基盤を作ることが大切なんですね。
吉田様
もちろん、バランス型ファンド自体は、値動きが相対的に小さいので「じゃあ、プラスして株をやってみよう」となるのも決して悪くはないと思いますよ。
白井マサヒロ
それも基盤があるからこそ、他の資産形成もできるということですね。
吉田様
そうなんです。先ほど、目的を選んで資産形成をすべきというお話もしましたが「学資だと、子供のためだし、ちょっと堅めにいっとかないと」などの考えもあるかと思います。

だから、そこは堅実にやって、他のところで積極的に投資をしていくことも考えても良いかもしれませんね。

白井マサヒロ
子供の教育費のために、つみたてNISAでバランス型を選んでベースを作りつつ、それ以外のところで大きくチャレンジというか、興味のある分野に投資をするというのも良いですね。
吉田様
それは良いかもしれませんね。

やはり、つみたてNISAは投資信託の積立投資なので、分散投資によるリスク軽減もできますからね。

白井マサヒロ
個別株に一括でドンと投資をすると、大きなリスクがありますからね。あとは、投資信託はプロに運用を任せられるというのも、普段仕事をしている方にとっては、手間も減るので大きなメリットですね。
吉田様
ちなみに、当社でアンケートをしたときに、やっぱり投資信託に投資するのにも、まとまったお金が必要だ、、、とお考えの方は、一定数いるんですよね。
白井マサヒロ
「投資=まとまったお金が必要」というイメージも強いですからね。
吉田様
あと、投資信託っていつでも解約が可能だというのも、これも結構な売り文句だと思うんです。

1万円以下でもできて、いつでも解約可能なんですよという特徴は、投資初心者の方には、凄く響くらしいです。

つみたてNISAでも同じで、むしろ、非課税期間が20年、トータルで800万円まで、、、などの話は、あまり響かない。

白井マサヒロ
そうなんですね。投資額の低さや、途中解約の方が響くんですね。
吉田様
だから、研修でよくお話させていただくのは「いつでも解約できる」「1万円以下でもできる」という言葉が響きますよ、と。

その上で、実は利益が出たときでも、税金取られないですよって話したほうがいい。先に「非課税という制度があって、1年間40万で、20年で、、、」と話しちゃうと、難しく感じちゃって初めて投資をされる方は「うーっ」となってしまう。

だから、つみたてNISAをアピールするときには、伝える順番がすごい重要です。

白井マサヒロ
確かにそうかもしれないですね。
20年間下ろせないみたいなイメージがあると、不安が募りますからね。
吉田様
そうなんですよ。20年って言われた瞬間に、自分で勝手にルールを作っちゃうんですよね。

行動経済学の観点から、人間の判断でそうした思い込みはとても重要な役割を担っていて、20年40万円と聞くと、「20年間はずっと毎年40万円ずつ投資をしなければいけない」という判断をしてしまう。

その判断を防ぐためにも、まずは、「いつでも解約できますよ」、「1万円くらいでできますよ」と伝える。

最近だと、ネット証券ならワンコインで積立投資ができちゃうわけですからね。

白井マサヒロ
制度をアピールする側も、いかに気軽にできるかを上手に伝えないといけませんね。
吉田様
そうです。まずは気軽に始めてもらいたいですよね。

10.今日100万投資して、明日200万になるような銘柄はあるわけない

白井マサヒロ
では、最後にこれから投資を始めようと考えている方にメッセージをお願いできますか?
吉田様
やっぱり、資産運用はコツコツやっていくことが大切です。

例えば、今日100万投資して、明日200万になるような銘柄はどれか?と聞かれても、そんなのはあるわけないし、もしあったとしても、そんな銘柄を見つけられるかどうか?また、見つけて続けられるかどうか?

そうではなくて、今日100万あるものを、10年、20年かけて200万、300万にしていく。

あるいは今日まだ0円だけど、毎月1万円、3万円、5万円ずつ積み立てて、30年後に3000万にしていくというようなスタイルのほうが、たぶん圧倒的に理にかなっていると思います。

白井マサヒロ
一発逆転のような投機はすべきではないということですね。
吉田様
そのような長期的な積立投資をやっていただくためにも、我々が後ろ側でちゃんとフォローしますし、いろいろ情報も発信しますし、会社が突然なくなるようなことはないですし。

極めて規模の大きいMUFGグループの中に属している当社のような金融機関には、そういうところも安心感を感じていただけるんじゃないかと思うんですね。突然バタッということはあり得ないですから。

ですので、そういう意味では、金融機関の選び方や、その裏側にある運用会社をどう選ぶかというときには、商品もそうですけど、どのような会社がやっているのか?信頼できるのか?ということは考えていただけると嬉しいですね。

白井マサヒロ
投資信託というのは、財産を信じて託す投資ですからね。
吉田様
そうです、そうです。
あとは、そのためにも、私たちも情報を発信し続けることが大事だと思っています。

ちなみに「ツミタテントゥ」って知っていますか?
これ、僕が考えました(笑)

正確にいうと、僕が書いたのを、マンガ家さんに渡して、このデザインになりましたけど(笑)

白井マサヒロ
可愛いキャラクターですね。
吉田様
一応、「積立投資×てんとう虫」で「ツミタテントゥ」なんですよ。

てんとう虫って結構縁起が良くて、「てんとう」って、お天道様の「てんとう」で、光に上っていくとか、太陽に上っていくという意味があるんです。

あとは英語だとLadybirdと言うんですけど、害虫を食べたりするから、結構、幸運と言うか、良い虫として認識されてるんです。

白井マサヒロ
このキャラクターにはそんな深い意味があったんですね!
まさか、御社の商品よりも「ツミタテントゥ」をアピールされるとは(笑)
吉田様
やっぱり、うちの商品を宣伝するよりも、つみたてNISAがより普及することで、最終的には当社の商品を選んでもらえることが増えるかな、という感じですね。

あとは、つみたてNISAをマンガの冊子にして、地下鉄の駅に置いたりもしましたね。

『つみたてNISAによろしく』というマンガで、累計18万部ほど(笑)

こうして、今後も資産形成や、投資、投資信託が広まるように、色々と考えてやっていきたいと思いますので、少しでも興味を持っていただければ嬉しいですね。

※ボールペンに描かれているキャラが「ツミタテントゥ」。冊子が地下鉄に置かれていた「つみたてNISAによろしく」です。

白井マサヒロ
業界全体を考えてのお話、とても貴重でした。
本日は、誠にありがとうございました!

11.管理人のインタビュー後の感想

白井マサヒロ

今回、三菱UFJ国際投信の吉田さんは、とてもフランクに、様々な角度から、資産形成についての話をお聞かせいただけました。

吉田さんからは業界のトップランナーの会社として、投資信託、積立投資、つみたてNISAなどを広めていきたいという熱い想いを感じられたことが印象に残っています。

また、投資初心者の方へのアドバイスとして、投資に不安を感じているのであれば、バランス型(バランスファンド)や、全世界株式(オール・カントリー)を選ぶべきと教えていただきました。

具体的に、バランス型なら「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」、全世界株式なら「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」などですね。

まずは、これらの比較的安定した資産運用ができるファンドを選び、積立投資により資産のベースを作ること。

そのうえで、他の投資信託や金融商品を選んでいくことが大切というアドバイスは、これから投資を始める方にとっても、かなり役立つアドバイスでした。

投資初心者の方は、三菱UFJ国際投信のバランスファンドや、全世界株式ファンドから投資をスタートしてみることをオススメしますよ!

吉田研一 様 プロフィール

三菱UFJ国際投信株式会社
商品マーケティング推進部長
吉田研一 様
公式HP:https://www.am.mufg.jp/

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白井マサヒロ

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