※このページは「STEP3. タイプ別の投資信託(ファンド)の選び方」を読んで、あなたが購入する投資信託を決めてから読むことをオススメします。
「積立投資をはじめるときに、どの金融機関で口座を開設すればいいの?」
「口座開設をする金融機関はどこでも良いの?」
「金融機関ごとに、メリットやデメリットってあるの?」
積立投資をはじめるためには、専用の口座を開設する必要があります。
これはつみたてNISAやiDeCoを使って投資をするときも同じです。
ただ、これまで投資のための口座を開設したことがない方にとっては、どこで口座開設をすれば良いのかわかりませんよね?
積立投資の口座を開設するのは、どこの金融機関でも良いというわけではないんです。
口座を開設する金融機関によっては、あなたの希望通りの投資ができない可能性があります。
このページでは、老後のために積立投資をはじめる投資初心者が、どこで口座開設をするべきかを解説します。とても大事なポイントになるので最後まで読んでくださいね。


積立投資をはじめるときには「総合口座」と呼ばれる、投資専用の口座を開設しなければいけないのよ。
総合口座は銀行や証券会社など、いろいろな金融機関で誰でも作ることができるわ。
ただ、「どの金融機関で作っても良い」っていうわけではないの。
ここでは、あなたがどの金融機関で積立投資専用の口座を作るべきかを教えるわね。
1.積立投資をはじめるために専用口座(総合口座)を作ろう
積立投資をはじめるためには、投資専用の口座(総合口座)を作る必要があります。
というのも、積立投資は投資(証券取引)専用の口座にあるお金を使って投資をするからです。
投資専用の口座は、銀行口座とは別でお金を管理することになるため、銀行口座を持っている方も、新たに口座を作る必要があることを知っておいてくださいね。
そして、積立投資の専用口座は「銀行」「ネット銀行」「証券会社」「ネット証券」「保険会社」「ゆうちょ銀行」などの金融機関で作れます。
口座開設までには大体2週間〜1ヶ月ほど時間がかかります。
ですので、積立投資をはじめる場合は、早めに口座開設の手続きをしてください。そうすることでスムーズに積立投資が始められますよ!
つみたてNISA・iDeCoをやるときにも専用口座が必要
積立投資をするときには「つみたてNISA」や「iDeCo」などの投資制度を使うべきですが、これらの投資制度を使って投資をするときにも専用口座の開設が必要となります。
つみたてNISAやiDeCoの専用口座は、積立投資の総合口座のなかに、別枠で口座を作ることになります。具体的には次のようなイメージです。
参考:https://www.tantonet.jp/qa/3249
そのため、つみたてNISAやiDeCoを使って積立投資をする場合は、必ず総合口座も開設することになるのを知っておいてくださいね。
手続き方法としては、一度で両方の口座開設ができます。
そのときに、総合口座を開設する資料とは別で、つみたてNISAやiDeCoの口座開設をするための資料を1つ用意するだけです。
口座の開設方法(流れ)は「積立投資の総合口座を開設する方法」というページでも書いていますので、こちらも参考にしてくださいね。

積立投資をやるときには口座開設が必要なことがわかりました。
つみたてNISAやiDeCoを使うときでも必要なんですね。

つみたてNISAやiDeCoは、あくまでも積立投資をやるときにおトクな投資制度のことだから、専用口座を開設することには変わりないのよ。
口座開設には大体2週間〜1ヶ月くらい時間がかかるから、早めに口座開設の手続きをすることをオススメするわ。
このとき、どの金融機関で口座開設をすれば良いか?っていうことを、これから解説していくから参考にしなさい。
2.積立投資の口座はネット証券で開設するのが鉄則!
では、具体的にどこの金融機関で口座開設をすれば良いのか?
大前提として、積立投資の口座はネット証券での開設が鉄則です。
当サイトを監修しているファイナンシャルプランナーからもネット証券で口座開設するのが鉄則だと教えられています。
というのも、ネット証券は銀行や証券会社などと比べて、明らかにサービス内容が優れているからです。
そもそも、口座開設をする金融機関を選ぶときには次の5つのサービス内容が比較ポイントとなります。
- 投資信託の取り扱い本数の多さ
- 手数料の安さ
- 最低投資額
- 投資ができる頻度(毎日・毎週・毎月・隔月など)
- その他サービス(ポイントサービスなど)があるか?
これら5つのポイントで各金融機関のサービス内容を比べると、圧倒的にネット証券が優れていることがわかります。
逆に言えば、銀行や証券会社などは、取り扱っている投資信託の数も少なかったり、最低投資額が高かったりと選ぶ価値がないです。
これはつみたてNISAやiDeCoなどを使って積立投資をするときでも同じ。
例えば、各金融機関のつみたてNISAで購入できる投資信託数をまとめたのが次の表です。
金融機関名 | 総取扱本数 | インデックスファンド | アクティブファンド |
---|---|---|---|
SBI証券 | 176本 | 154本 | 22本 |
楽天証券 | 179本 | 117本 | 62本 |
マネックス証券 | 129本 | 113本 | 16本 |
カブドットコム証券 | 0本 | 0本 | 0本 |
松井証券 | 131本 | – | – |
野村證券 | 6本 | 4本 | 2本 |
大和証券 | 15本 | 11本 | 1本 |
三菱東京UFJ銀行 | 12本 | 9本 | 3本 |
みずほ銀行 | 5本 | 5本 | 0本 |
三井住友銀行 | 3本 | 3本 | 0本 |
ゆうちょ銀行 | 8本 | 6本 | 2本 |
このようにSBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券では、つみたてNISAで取り扱っている投資信託の数が、他の金融機関と比べても圧倒的に多いです。
さらに、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券は、当サイトの「STEP3. タイプ別の投資信託(ファンド)の選び方」でオススメしている投資信託をすべて取り扱っています。
当サイトでは「積極派」「慎重派」「お任せ派」という3つの性格タイプ別に、選ぶべき投資信託を紹介しています。具体的には次の通りです。
- 積極投資タイプ(ハイリターンを希望するガンガン系)
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
三井住友TAM-SMT グローバル株式インデックス・オープン
三菱UFJ国際-eMAXIS先進国株式インデックス - 慎重派タイプ(過去の投資実績など、安定性を気にする系)
ニッセイ-ニッセイ日経225インデックスファンド
三井住友-三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
三菱UFJ国際-eMAXIS TOPIXインデックス - 全部おまかせタイプ(運用などすべてお任せ。お手軽投資系)
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型
三井住友-三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)
三井住友-三井住友・DC年金バランス50(標準型)
大和-ダイワ・ライフ・バランス30
大和-ダイワ・ライフ・バランス50
投資初心者の方であれば、これらの投資信託のなかから1つを選び、積立投資をしていけば、老後に向けて資産形成をすることができます。
そのためにも、まずは当サイトオススメの投資信託をすべて取り扱っているネット証券で口座開設することをオススメしますよ。

積立投資をするときには、ネット証券で口座開設をするべきなんですね。
正直、どこも同じかと思ってました。。。

積立投資をやるときにはネット証券で口座開設をするのは鉄則ね。
もちろん、これはつみたてNISAやiDeCoを使って投資をするときも同じこと。
ネット証券は取り扱っている投資信託の数も多く、私がオススメした投資信託もすべて取り扱っているわ。
それ以外にも、手数料が安かったり、最低投資額が低かったりと、他の金融機関とは比べるまでもないほどサービス内容が充実しているの。
「ネット証券以外で口座開設をすることはありえない!」と考えるべきね。

そ、そこまで言うんですね。。。わかりました!僕もネット証券で口座開設します!
3.ネット証券では「SBI証券」か「楽天証券」がオススメ!
積立投資の口座はネット証券で開設すべきということがわかったところで、次は具体的にどのネット証券で口座開設すべきか?
管理人は「SBI証券」か「楽天証券」で口座開設することをオススメします。
それぞれのオススメする理由を以下に詳しく書いていきますね。
積立投資でポイントを爆発的に貯められる「楽天証券」←イチオシ!!

管理人がイチオシするのが「楽天証券」です。
楽天証券は積立投資における投資信託の取扱い本数が業界トップクラス。
つみたてNISAにおいても投資信託の取扱い本数は業界トップです。
実は、つい最近まではSBI証券がイチオシでしたが、今は楽天証券が一番のオススメです。
というのも楽天証券は2018年10月27日から「投資信託への積立投資をする場合、楽天カードで決算をすると、積立額の1%に楽天スーパーポイントが付く」という新サービスが始まるからです。

例えば、つみたてNISAで毎月33,000円ずつ投資をする場合、1ヶ月で330ポイント(33,000円×1%)もポイントが貯まるんです。
1年間だと330ポイント×12ヶ月=3,960ポイントも貯まるということですね。
はっきり言って、これは他社と比べても超おトク!
ちなみに、以下が管理人の楽天カードの管理画面になります。

このように毎月ポイントが貯まっていくということですね。
なお、貯められるポイントは毎月500ポイント(50,000円)までと決まってはいますが、それでも十分なポイントを貯めることができます。
貯めたポイントは楽天市場など楽天グループで「1ポイント=1円」として使うことができます。
さらに、楽天証券であれば、楽天スーパーポイントで投資信託も購入できるんです。
ですので、つみたてNISAで毎月コツコツと投資をしてポイントを貯め、貯まったポイントでさらに投資信託を購入して投資をしていく、、、という資産形成もしていくことができます。
ポイントで投資信託の購入ができるのは楽天証券だけですよ!
それ以外にも、楽天証券は投資するお金の自動引き落としができる銀行口座数が業界No.1です。
特にSBI証券ではできない楽天銀行やジャパンネット銀行などの銀行口座を使っている方は、確実に楽天証券がオススメ。
このように楽天証券は超おトクで使いやすい会社になっています。
これから積立投資・つみたてNISAを始める方は、楽天証券を選べば間違いなしですよ!

楽天証券で積立投資をするなら、楽天カードを使うのが超お得!
楽天証券で投資額を楽天カードで支払うと、投資額の1%が楽天スーパーポイントとして貯まります!しかも、今なら楽天カードの新規入会で7,000ポイント(7,000円相当)をプレゼント!ポイントで投資信託も購入できるので、積立投資を始めたい方には超お得ですよ(2020年8月24日(月)10:00まで)!
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国内株式個人取引シェアは業界No.1の「SBI証券」

そして、楽天証券に並んで人気があるのは「SBI証券」です。
SBI証券は国内株式個人取引シェアは業界No.1!また取扱っている投資信託の数も多いため、楽天証券と同じように、あなたの希望する投資(資産運用)がしやすい会社でもあります。
さらにSBI証券は「投資頻度の設定に自由度が高い」です。
具体的にSBI証券は「毎日・毎週・毎月・隔月・複数日」という5つの頻度で投資するタイミングを選ぶことができます。
毎日や毎週など、1ヶ月のうちに複数回投資をすることで、投資信託の価額変動に細かく対応でき、より安定した資産運用ができるようになるんです。
ここまで細かく投資頻度(タイミング)を設定できるのはSBI証券だけ。他のネット証券や金融機関ではここまで自由度は高くありませんよ。
また、SBI証券には「投信マイレージ」というサービスがあります。
「投信マイレージ」とは投資信託の月間平均保有金に応じて、SBIポイントが貯まるポイントプログラムのこと。
100円=0.1%(保有額が1,000万円以上だと2倍)でポイントを貯めることができ、貯まったポイントは「現金」「他のポイント(ANAマイル・JALマイル・Tポイントなども」「商品」と交換することができます。(とはいえ、ポイントサービスだけで考えるのであれば、楽天証券の方がおトクです)
ちなみに、SBI証券は少し前まで銀行口座からの自動引き落としができず、使いづらいというデメリットもありましたが、今では改善されてほぼすべてのメガバンクや地方銀行から、投資額の自動引き落としができるようになっています。
このようにSBI証券は積立投資をする人のことを考えたサービスが充実している会社です。
実績が豊富な会社で口座開設をしたい方は、SBI証券を選ぶと良いですよ!

積立投資をするときには楽天証券かSBI証券がいいんですね。
これはつみたてNISAやiDeCoで投資をするときも同じですか?

つみたてNISAやiDeCoを使って積立投資をするときでも、楽天証券かSBI証券をオススメするわ。
この2つのネット証券は、他の金融機関と比べてもサービス内容が圧倒的に充実しているの。
だから、積立投資をするなら楽天証券かSBI証券を選びなさい。

ちなみに、僕はどっちを選んだほうが良いですか?

私であれば、確実に楽天証券をオススメするわ。
楽天証券は2018年10月27日から積立投資をした金額に対してポイントをもらえるの。これははっきり言って、超おトク。
「投資額100円=1ポイント」でポイントが貯められるのは他の会社にはないサービスよ。
このサービスが始まったら圧倒的におトクな会社になるから、今から楽天証券を選ぶことをオススメするわよ。

そうなんですね。であれば、僕は楽天証券を選ぶことにします!
4.途中で金融機関を変えられるが・・・
積立投資(つみたてNISAやiDeCoも)で口座開設をしたとしても、途中で口座開設をした金融機関を変えることはできます。
積立投資やiDeCoは随時、つみたてNISAは1年単位で変えられます。
ですので、積立投資をしていて、投資できる投資信託の少なさや、手数料に不満を感じたときには、別の金融機関で口座開設をして、そちらに移動するのもできなくはありません。
ただし!金融機関を変える場合には、時間も手間もかなりかかります。。。
変更するまでの手続きには、最低でも2〜3ヶ月はかかることは覚悟してください。
また、つみたてNISAやiDeCoを使って積立投資をするときには、長期間にわたって継続して投資をし続けることが大切です。
長期間、投資をし続けることで、複利のパワーを活かすことができ、資産が増えていくからです。
しかし、途中で金融機関を変えてしまうと、一度投資がストップし、そこで一度現金化されてしまいます。当然、複利のパワーもそこで一度なくなってしまいます。
ここまでコツコツ積み立ててきたことがムダになってしまうんです。
ですので、管理人としては最初にメリットが多いSBI証券や楽天証券などのネット証券で口座開設をして、途中で金融機関を変更することなく、できるだけ長く積立投資をすることをオススメしますよ。
5.まとめ
このページでは積立投資(つみたてNISA・iDeCo)をやるときに、どこの金融機関で口座開設をするべきか?を紹介しました。いかがでしたでしょうか?
積立投資で口座開設をするときには、ネット証券を選ぶことが鉄則です。
ネット証券は「取り扱っている投資信託が多い」「手数料が安い」「最低投資額が低い」「投資頻度の設定に自由度が高い」など、他の金融機関と比べて明らかにメリットが大きいです。
当サイトを監修しているファナインシャルプランナーの方も「積立投資はネット証券を選ぶ以外の選択肢はない」と断言していました。
ですので、口座開設はネット証券を選んでください。
そして、ネット証券のなかなら「楽天証券」か「SBI証券」を選ぶことをオススメします。
この2社は、取り扱っている投資信託の数が多いだけでなく、ユーザー(投資家)がとても使いやすいサービス内容になっています。
また、積立投資をしていくことでポイントを貯めることができ、現金や商品、他のポイントに交換できるなどのメリットもあるんです。
特に楽天証券は2018年10月27日から積立投資をした金額に対してポイントを貯められるようになります。
「積立額100円=1ポイント」ものポイントが貯まるサービスは、他の会社にはない超おトクなサービスです。
ですので、これから積立投資・つみたてNISAを始めようと考えている方は「楽天証券」をオススメしますね。
ただ、実績豊富な会社を選びたいという方はSBI証券も良いですよ。
以上が口座開設をする金融機関の選び方になります。口座開設をする金融機関を決めたら、いよいよ次がラスト。
「どのように資産運用をすれば良いのか?」「具体的に資産運用では何をすれば良いのか?」を解説しますね。
積立投資をはじめるときには専用の口座を作らないといけないんですね?
僕、今まで投資用の口座なんて作ったことないんですけど、どこで、どうやって作るといいんですか?