積立投資では株式ファンドにも投資しよう。株式ファンドのメリット・デメリットを解説

積立投資は、投資信託を毎月少しずつ資産運用する方法になりますが、長期の時間をかけて大きな資産形成をするためには、少なからず最低限の投資戦略が必要となります。

投資戦略と聞くと難しいイメージが頭をよぎってしまう方も少なくないと思いますが、投資戦略と言っても、要は、ご自身の投資目的や投資目標に沿った資産運用ができる投資信託(ファンド)を選ぶということにつきます。

ただし、一般的に考えますと、投資をするのであればすべての投資家が自分の資産を増やすことがそもそもの目的としてあるわけでありますから、本記事で解説していく「株式ファンド」に投資をすることは、投資信託で資産運用を始める際における「基本中の基本」となります。

このようなことを踏まえまして本記事では、積立投資で株式ファンドに投じるメリットおよびデメリットのほか、株式ファンドの基本的な部分について幅広く解説を進めていきます。

1. 株式ファンドとは国内・海外の株式の詰め合わせ商品です

株式ファンドとは、投資信託に株式が組み入れられている投資信託のことを言います。

これだけでは何のことだかさっぱり分かりませんので、以下のイメージ図を参考に解説を進めていきます。


価格.COM 投資信託を活用したポートフォリオの作り方とは?より引用

株式ファンドとは、「国内株式」や「海外株式」といった株式が投資信託の中に含まれているか、含まれていないかの違いになります(上記のイメージ図は、株式が含まれているので株式ファンドであることが確認できます)

たとえば、基準価額1万円の投資信託の内訳が上記イメージ図の投資割合であった場合、国内債券3,500円、国内株式2,500円、外国債券1,500円、外国株式2,500円をそれぞれに投資しているといったイメージを持つとわかりやすいかもしれません。

なお、株式ファンドは、国内株式型と海外株式型に区別することもでき、どちらの投資信託も世界的に有名なグローバルな企業に投資できたり、将来有望な企業に投資できたりする特徴があります。

一例として、日本国内では、ユニクロ(ファーストリテイリング)、ソフトバンク、au、トヨタ自動車、NECなど著名な会社があり、アメリカを例にしますと、アップル、マイクロソフト、フェイスブック、アマゾンあたりは多くの皆さまがしっくりくる会社なのではないでしょうか。

国内株式型や海外株式型の株式ファンドを購入することで、前述したような知名度が高く世界的に有名な企業に対してまとめて複数投資をすることができるわけであり、言うまでもなく投資信託で得られる運用益もそれなりに期待できることに繋がります。

2. 株式ファンドのメリット

先に紹介した国内株式型と海外株式型など、株式ファンドにおける主なメリットは以下の通りです。

  • 株価が上昇することで大きなリターンが得られる
  • 個別に株式の銘柄の分析をする必要がない
  • 1つの投資信託を購入することで、複数の株式に少額で分散投資することができる
  • 後述する債券型の投資信託に比べて種類が豊富で選択の幅が広い

世界的に有名な会社の株式が組み入れられている株式ファンドで資産運用することは、安定的な運用益を得ながら資産形成をすることができ、投資をするそもそもの目的にあたる「お金を殖やす」といったことに合致します。

3. 株式ファンドのデメリット

株式ファンドで考えられる主なデメリットは、以下の通りです。

  • 資産運用に手数料がかかる
  • 株式投資と異なり、株主優待が受けられない
  • 元本割れ(損失)をすることがある

どのデメリットにつきましても、投資信託で資産運用をする上で当たり前のデメリットとなっており、特に目新しいデメリットではないことがご理解できると思います。

ご自身が抱いた「投資目的」を達成するための投資信託の銘柄を見つけることはさほど難しいことではなく、たとえば、「大きなリターンを得たい」「世界的に有名な企業の株で安定的に資産運用したい」「特定の業種に絞って大きくリターンを得たい」など、投資家1人ひとりの投資の考え方によって、選ぶべき投資信託の種類というものがあらかじめ決まってきますので、リスクとリターンの目安や投資の方向性を最低でも決めておくようにしたいものです。

4. 株式ファンドと債券ファンドの違いとは

債券ファンドとは、「ファンドに一切株式が含まれていないファンド」のことを言います。

したがいまして、投資信託に株式が含まれているものは、株式ファンド、株式が含まれていないものは債券ファンドといった区別の仕方ができることになります。

株式ファンドと債券ファンドの違いは、対象的であることにつきますが、ざっくり解説しますと、以下のようなイメージで表現されます。

比較項目 比較結果
リターン(収益)の高さ 株式ファンド > 債券ファンド
リスクの高さ 株式ファンド > 債券ファンド
安全性 株式ファンド < 債券ファンド
銘柄の種類数 株式ファンド > 債券ファンド

債券ファンドも国内型と海外型に区別することができ、海外型の場合ですと、為替の関係から多くのリターンを得られたりする場合もあります。

少々のリターンを得ながら、安定した長期の資産運用をしたいと考えている方には、債券ファンドも良いと思われますが、債券ファンドに投資をする時は、どの程度のリターンを得られるのかについてしっかりと確認しておくことを強くおすすめ致します。

長期の安定した資産運用と、長期の安定した資産運用でそれなりのお金を殖やすことの投資目的の違いは非常に大きなものがありますので、決して一色単にしないことを心掛けたいものです。

5. 国内株式ファンドを選ぶときの3つのポイント

積立投資は、長期の資産形成に向いている資産運用方法にあたりますが、これまでに解説した国内株式ファンドで資産運用するのであれば、具体的に「安定を求めるならばインデックスファンドを選ぶ」「再投資型を選ぶ」「ノーロード&信託報酬が安いものを選ぶ」という3つのポイントについて特に意識してみることをおすすめ致します。

安定を求めるならばインデックスファンドを選ぶ

国内株式ファンドで資産運用をするのであれば、インデックスファンドについて知っておく必要があり、国内株式型のインデックスファンドには、「日経225連動型」と「TOPIX連動型」の2種類があります。

一度は聞いたことがある日経平均株価が日経225のことであり、TOPIXは、東証株価指数のことを表します。

仮に、安定した資産運用を求めるのならば、国内株式インデックスファンドを選ぶのも一策であり、この際、日経225、TOPIXどちらのインデックスを選んだとしても、機械的に資産運用されることから、パフォーマンスに変わりはないとされています。

なお、多くのリターンを得たいのであれば、インデックスファンドではなくアクティブファンドの購入を検討してみましょう。

再投資型を選ぶ

投資信託には、大きく分配型と再投資型という種類がありますが、積立投資をする際は、分配型ではなく再投資型を選ぶことが鉄則です。

再投資型は、実際に得た運用益を受け取らず、投資元金に回すことで、大きくお金を殖やせる効果があり、20年や30年といった長期に渡って資産運用する積立投資で資産形成するには欠かすことができない基本的な戦略となります。

投資経験のあり、なしに関わらず、再投資型の投資信託を選べば良いだけの話になりますので、確実に押さえておきたいポイントであると言えるでしょう。

ノーロード&信託報酬が安いものを選ぶ

積立投資をするのであれば、投資信託の特徴としてノーロードで信託報酬が安いものを選ぶことが大切です。

ノーロードとは、投資信託を販売する販売会社へ支払う販売手数料(購入時手数料)が無料であることをいい、このような投資信託をノーロード投資信託といいます。

積立投資をする時は、ノーロード投資信託をご自身で選ぶことができますので、その中から、目に見える信託報酬の低いものを選んで投資信託を購入するようにすることで十分足ります。

6. 大事なのは投資目的!株式ファンドにも投資をして安定した資産運用を

積立投資で大事になるのは「投資目的」であり、投資をする動機と目標になります。

たとえば、投資の目標が高いのであれば、高いリターンを求めるために、株式ファンドには投資をするべきである一方、その中でも安定した資産運用をしたいというのであれば、国内株式インデックスファンドなどを検討してみるのが良いでしょう。

投資目的 比較結果
リターン(収益)の高さ アクティブファンド > インデックスファンド
リスクの高さ アクティブファンド > インデックスファンド
安定性 アクティブファンド < インデックスファンド
投資目的 比較結果
リターン(収益)の高さ 海外株式 > 国内株式
リスクの高さ 海外株式 > 国内株式
安定性 国内株式 < 海外株式

上記は、大まかに比較したものを表に示したものになりますが、投資目的は個々によって異なることから、単にインデックスファンドが良い、国内株式が良いと言い切ってしまうのは大きな語弊を与えてしまう原因になります。

そのため、積立投資をするための投資目的や投資目標を明確にした上で、自分にはどのような投資信託が向いているのか判断することがとても大切です。

国内や海外の株式をはじめ債券にバランスよく分散投資をすることで、より安定した資産運用ができるようになりますので、どれだけのリターンやリスクを取れるのか考えながら、有意義な積立投資をはじめていただきたいと思っています。

7. 管理人オススメの株式ファンドを紹介!

本記事の最後に、管理人がオススメする株式ファンドを国内の株式ファンドと海外の株式ファンドに分けて紹介していきます。

管理人が国内の株式ファンドでオススメする銘柄

eMAXIS Slim 国内株式インデックス

TOPIXをベンチマークとするインデックスファンドで2017年2月27日に設定されました。

類似ファンドのコストにあわせて常に信託報酬を最安にする方針で運用され、純資産が多くなると更にコストが下がる仕組みなので、事実上、信託報酬最安のTOPIXインデックスファンドです。

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

TOPIX(配当込み)をベンチマークとするインデックスファンドで2016年11月18日に信託報酬が0.18%に引き下げされました。

信託報酬の低いものを選ぶことが投資信託で資産運用および資産形成するための大きなポイントになることを踏まえますと、大きな魅力のあるインデックスファンドという見方もできるでしょう。

管理人が海外の株式ファンドでオススメする銘柄

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

MSCIコクサイ インデックス(配当込み)をベンチマークとするインデックスファンドで2017年2月27日に設定されました。

類似ファンドのコストにあわせて常に信託報酬を最安にする方針で運用され、純資産が多くなると更にコストが下がる仕組みなので、事実上、信託報酬最安となります。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

MSCIコクサイ インデックス(配当込み)をベンチマークとする最も信託報酬の低い先進国株式インデックスファンドです。

実質コストも安く、先進国株式クラスの中核となりますが、インデックスファンドということもあり、外国株式での資産運用であったとしても、値動きが小さく安定した資産運用がなされます。

8. まとめ ~積立投資では株式ファンドにも投資しよう。株式ファンドのメリット・デメリットを解説。~

株式ファンドは、購入した投資信託の内訳に株式が組み入れられている投資信託のことを言いますが、投資信託で資産形成するためには、株式ファンドに投資をしなければ、はっきりと申し上げて、十分なお金が殖える可能性はありません。

株式ファンド自体がハイリスク・ハイリターンというのは大きな誤りであり、インデックスファンドなのかアクティブファンドなのか、国内株式なのか海外株式なのか、先進国なのか新興国なのか、どのような資産運用をする投資信託なのか、など、これら1つひとつがすべて異なる投資信託であるからこそ、株式ファンドといったことのみで良し悪しを判断することはできません。

ざっくり解説してしまいますと、株式ファンドの組み合わせを自分の投資目的や投資目標に合わせることで、専門的な難しいことを考える必要もなく資産運用が可能である部分が積立投資の大きなメリットなのです。

以下、ユーザーに対して積立投資をはじめるきっかけを与えるのに逆効果なのではと思いまして、そのまま残しております。どうしても記事中に必要であれば御社の方で追記をお願い致します。

※1つの例として、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が公表している値を紹介。GPIFは我々の大切な国民年金、厚生年金を運用している機関。
(URL:http://www.gpif.go.jp/operation/state/pdf/h28_q4.pdf

▼各ファンドの期待リターン・リスク

 期待リターン  リスク(標準偏差) リターン – 2 x リスク
国内債券 1.2% 4.3% -7.4%
国内株式 4.1% 25.2% -46.2%
外国債券 3.3% 11.6% -19.9%
外国株式 6.4% 26.2% -46.0%

※「リターン – 2 x リスク」というのは2倍のリスク(すなわち95.5%の確率でこの範囲内に収まる)で、国内、海外株式とも47%近い損失が出る可能性があるということです。
※債券と比べると株式ファンドはリターンも高いが、リスクも高い。

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