ひふみプラスの特徴を解説

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つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)といった投資制度を活用した積立投資は、将来のお金を準備するために非常に効果的です。

その一方で、投資できる商品には、具体的にどのような特徴があって、その投資商品が良いのか悪いのかそこのところを知りたいといった方も多いと思います。

そこで本記事では、つみたてNISAで投資をすることができる「ひふみプラス」の特徴について解説を進めていきます。

なお、本記事の解説は、執筆時点で交付されている投資信託説明書(交付目論見書)の内容も交えて進めていきますので、今後の内容が少なからず変わる可能性があることをあらかじめご留意ください。

1.ひふみプラスの特徴

ひふみプラスには、おもに3つの特徴があり、運用会社であるレオス・キャピタルワークス株式会社のWEBサイトから一部引用してそれぞれ紹介します。

おもに日本の成長企業へ投資

ひふみプラスは、おもに日本の成長企業に投資することで、投資家の長期的な資産形成を目的としており、合わせて、日本の未来に貢献する目的も兼ね備えている投資信託です。

守りながらふやす資産運用

基準価額の上下動に伴うハラハラ、ドキドキ感をできるだけ軽減し、かつ着実なリターンを目指した「守りながらふやす」資産運用を目指したファンドです。

顔が見える資産運用

ひふみプラスを資産運用している方の顔が見えることから、ファンドの資産運用に安心感が得られやすい特徴があります。

2.商品概要

ひふみプラスについて、大まかな商品概要を以下、表にまとめて紹介します。

おすすめ度(5段階評価) ★★★★
販売手数料 なし
信託報酬 年率1.06%(税込)
信託財産留保額 なし
運用スタイル アクティブ
運用会社 レオス・キャピタルワークス株式会社
ファンドの対象地域 日本国内外の上場株式
総資産額 6012.79億円

おもな金融機関別における取り扱い(販売)の有無

金融機関 取り扱いの有無
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
カブドットコム
野村證券
大和証券 ×
松井証券
GMOクリック証券
岡三オンライン証券
東海東京証券
みずほ銀行 ×
三菱UFJ銀行
三井住友銀行 ×

ひふみプラスが、実際に販売されている金融機関は、平成31年9月現在で74社となっており、詳細につきましては、運用会社であるレオス・キャピタルワークス株式会社のWEBサイトから確認することができます。
参考:ひふみプラス 販売会社一覧

主要な資産配分について(国・地域別組入比率)

ひふみプラスが投資をしている主要な資産配分は、以下の通りです。

国・地域別組入比率

出典 レオス・キャピタルワークス株式会社 ひふみプラス 運用実績より引用

ひふみプラスの特徴でも紹介しましたように、日本株式の構成が85.33%と高いことに加え、多くの海外株式ファンドで目にするアップルの株式が組入上位に入っていないのも特徴の1つと言えそうです。

また、クレジットカードの世界的ブランドにもなっているVISAの株式が組入上位銘柄にランクしているのも他のファンドには見られない特徴とも言えます。

運用実績

ひふみプラスの運用実績は、以下の通りです。


出典 レオス・キャピタルワークス株式会社 ひふみプラス 運用実績より引用

ひふみプラスは、販売が開始されてから現在に至るまで、基準価額・純資産総額のいずれも右肩に上がって成長していることが確認できます。

特に、2017年から2018年の1年間におきましては、基準価額および純資産総額が大幅に上昇していることが確認できますが、これは、ひふみプラスの特徴の1つである「守りながらふやす資産運用」が関係していると思われます。

3.ひふみプラスのポイント解説

ひふみプラスについて、特徴や商品の概要などについて紹介してきましたが、ここでは、同ファンドの押さえておきたいポイント解説します。

リスクを気にせず、将来大きく資産形成したい方向け

ひふみプラスは、アクティブファンドであることから、基本的な考え方としては、将来の資産形成を大きくしたい方向けのファンドとなります。

ちなみに、ひふみプラスは、信託報酬が比較的高めで、かつ、保有している投資信託を売却して現金化する際にかかる信託財産留保額も発生するデメリットがあるものの、運用実績は極めて優れている特徴があるファンドです。

年率 トータルリターン
1年 -7.92%
3年 13.47%
5年 11.43%
10年

参考 モーニングスター ひふみプラス

長期に渡ってトータルリターンが大きなプラスになっていることから、高い手数料を負担している以上のリターンが得られると見ることができます。


出典 レオス・キャピタルワークス株式会社 ひふみプラス 運用実績より引用

また、ひふみプラスは、販売が開始された2012年からこれまで毎年収益率がプラスになっていたものの、2019年4月現在においては、2018年の単年度のみ大きくマイナスとなっていることも確認できます。

この辺をどのように見ていくのか、投資家の個々の判断が運用益に大きな影響を及ぼすことにつながります。

赤字企業よりも、今後の成長性が見込まれる株式に投資している

ひふみプラスは、アクティブファンドであることから、いわゆるアナリストがひふみプラに組入れられている投資配分を判断することになるのですが、投資指標から今後の成長性が見込まれる株式に投資している特徴があります。

中には、赤字企業といった目に見える部分だけではなく、将来の資産形成を踏まえた上で今後の成長性が見込まれる株式に投資をしているため、他のインデックスファンドやアクティブファンドに比べて運用成績に大きな差が生じることになります。

4.同じようなファンドと比較するとどうなのか

くどいようですが、ひふみプラスは、アクティブファンドと呼ばれる種類のファンドであり、投資対象がおもに日本の株式に投資をしている特徴があるため、基本的に同じようなファンドというものはあまり存在しないと思われます。

ただし、アクティブファンドの中では、すでに紹介しましたように、トータルリターンがプラスで、かつ、多くの金融機関で取り扱っている特徴があるため、買付がしやすい特徴があることも確かです。

また、ひふみプラスは、基準価額や純資産総額が他のインデックスファンド・アクティブファンド・バランスファンドに比べて著しく価格が高い特徴があるのですが、今後、将来のための資産形成を考える上で、引き続きこれらの価格が上昇し続けていくことができるのか判断することが極めて重要になってきます。

それは、基準価額や純資産総額が将来的に上昇傾向になければ、結果として運用益が生じず、資産形成をする目的をはたすことができないためです。

5.まとめ

ひふみプラスの特徴について解説をさせていただきましたが、アクティブファンドならではの手数料の高さではあるものの、長期の運用実績があることを踏まえますと、リスクを気にせず大きなリターンを狙いたい方にはおすすめのファンドと言えます。

一方で、分散投資をする意味合いやつみたてNISAなどの投資制度を活用することによって、効率の良い資産運用をすることが大切であることを踏まえますと、極端に基準価額や純資産総額が高い点について、今後も大きく成長していくことができるのか?懸念が残ることも確かです。

ひふみプラスのようなアクティブファンドを主に活用した資産形成をするのであれば、価格の上下変動がどうしても大きくなってしまうことがあるため、リスクヘッジ対策としてバランスファンドや債券ファンドなどを絡めた対策も時には必要だと思われます。

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