大和-ダイワ・ライフ・バランス50の特徴を解説

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つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)といった投資制度を活用した積立投資は、将来のお金を準備するために非常に効果的です。

その一方で、投資できる商品には、具体的にどのような特徴があって、その投資商品が良いのか悪いのかそこのところを知りたいといった方も多いと思います。

そこで本記事では、つみたてNISAで投資をすることができる「大和-ダイワ・ライフ・バランス50」の特徴について解説を進めていきます。

なお、本記事の解説は、執筆時点で交付されている投資信託説明書(交付目論見書)の内容も交えて進めていきますので、今後の内容が少なからず変わる可能性があることをあらかじめご留意ください。

1.大和-ダイワ・ライフ・バランス50の特徴

大和-ダイワ・ライフ・バランス50は、日本株式30%、日本債券40%、外国株式20%、外国債券10%を標準組入比率として分散投資を行い、信託財産の中長期的な成長を目指すバランスファンドです。

ファンド全体の内、株式の組入比率が日本株式と外国株式を合わせて50%となっており、ファンド名に記載されている50とは、このことを表しています。

なお、投資対象が日本国内と外国では、リスクとリターンの関係性が異なるものの、株式と債券が半分ずつ占めていることから、基本的な資産運用としては、偏ったものではなく安定した資産運用をキープしながらリターンも期待できる構成になっていると考えられます。

2.商品概要

大和-ダイワ・ライフ・バランス50について、大まかな商品概要を以下、表にまとめて紹介します。

おすすめ度(5段階評価) ★★★★★
販売手数料 なし
信託報酬 年率0.22%(税込)
信託財産留保額 なし
運用スタイル インデックス
運用会社 大和証券投資信託委託株式会社
ファンドの種類(どこに投資をしているか?) バランスファンドで日本国内外へ投資
総資産額 86億円(2017年12月時点)
リターン(10年) 4.48
リスク 9.74

おもな金融機関別における取り扱い(販売)の有無

金融機関 取り扱いの有無
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
カブドットコム
野村證券 ×
大和証券
松井証券
GMOクリック証券 ×
岡三オンライン証券 ×
東海東京証券 ×
みずほ銀行 ×
三菱UFJ銀行 ×
三井住友銀行 ×

大和-ダイワ・ライフ・バランス50が、実際に販売されている金融機関は、平成30年8月現在で21社となっており、インターネット証券会社や地方銀行などでも取り扱われていることが確認できました。

国・地域別組入比率と組入上位5銘柄

大和-ダイワ・ライフ・バランス50の国・地域別組入比率と組入上位5銘柄は、以下の通りです。

国・地域別組入比率

大和-ダイワ・ライフ・バランス50は、日本国内外のさまざまな金融商品に投資していることから、投資対象地域は、日本国内外(グローバル)となります。

なお、投資対象地域の内訳は、2017年6月5日時点で、日本70%、海外30%となっています。

組入上位5銘柄

組入上位5銘柄
  1. トヨタ自動車:0.62%
  2. 三菱UFJフィナンシャル・グループ:0.46%
  3. 日本電信電話:0.36%
  4. ソフトバンクグループ:0.35%
  5. 三井住友フィナンシャルグループ:0.28%

大和-ダイワ・ライフ・バランス50は、日本に対する投資割合が70%と大幅に占めていることから、組入られている株式も必然的に日本の上場株式が多い比率となっていることが確認できます。

なお、交付目論見書から、海外を含めた他の組入れ比率について確認できなかったため、ここでは掲載をしていません。

運用実績

大和-ダイワ・ライフ・バランス50の運用実績(2008年1月4日~2017年12月29日)は、以下の通りです。


出典 ダイワ・ライフ・バランス50投資信託説明書(使用開始日2018年2月27日)より引用

大和-ダイワ・ライフ・バランス50の運用実績における推移を見ますと、2012年頃から徐々に右肩上がりに推移していることが確認できます。

これは、大和-ダイワ・ライフ・バランス50の投資対象の多くが日本を占めており、2011年の東日本大震災が過ぎてからの日本経済の回復や個人の生活水準とは別の話ですが、アベノミクスなどの効果が表れていたのも確かでしょう。

3.大和-ダイワ・ライフ・バランス50のポイント解説

大和-ダイワ・ライフ・バランス50について、特徴や商品の概要などについて紹介してきましたが、ここでは、同ファンドの押さえておきたいポイント解説します。

日本国内に多く投資したい方には向いているファンド

大和-ダイワ・ライフ・バランス50は、ファンド全体の70%が日本を投資対象としているため、日本国内に多く投資したい方には向いているファンドと言えます。

また、バランスファンドで株式と債券の比率が半々であることから、大きなリスクを負うことは中々考えにくいものの、日本の経済事情や今後の経済成長によって大きく左右されるファンドであることも確かです。

手数料負担が軽いファンドであるため、選ぶ価値は十分ある

選んだファンドが、将来に渡ってどのような成長をしていくのか、私たち投資家は予測をすることができたとしても、確実なところはわかりません。

そのため、最終的な資産形成をより確実なものとするためには、手数料負担が軽いファンドを選ぶことが、基本中の基本となります。

このようなことを考えた時、大和-ダイワ・ライフ・バランス50は、販売手数料や信託財産留保額が無料で、かつ、信託報酬が低い特徴があるため、同ファンドを選んで投資をする価値は十分あると考えることができます。

4.同じようなファンドと比較するとどうなのか

大和-ダイワ・ライフ・バランス50を同じようなファンドと比較するとどうなのかについて、以下、大まかなものについて表にまとめています。

なお、バランスファンドであることから、投資指標としているベンチマークについては、数が多く、かつ、紹介しているバランスファンドのそれぞれについて紹介すると煩雑になるため、ここでは割愛をしていますので、あらかじめご了承ください。

ファンド名称 信託報酬(税込) 純資産総額(億円) ファンド設定日
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) 0.17% 144.74億円 2017/5/9
ニッセイ・インデックスバランスF(6資産均等) 0.17% 1.02億円 2017/10/13
DCニッセイ ワールドセレクトF(標準) 0.22% 220.96億円 2003/1/10
三井住友・DCつみたてNISA世界分散ファンド 0.23% 1.1億円 2017/10/3
つみたてバランスファンド 0.23% 6.46憶円 2017/10/26
野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 (愛称:Funds-i内外7資産バランス・為替ヘッジ型) 0.54% 72.8億円 2013/9/12
三井住友-三井住友・DC年金バランス30(債券重点型) 0.24% 93.3億円 2007/12/28
DCニッセイ ワールドセレクトF(債券重視型) 0.19% 94.85億円 2003/1/31
大和-ダイワ・ライフ・バランス30 0.19% 133.69億円 2005/6/6
大和-ダイワ・ライフ・バランス50 0.22% 86億円 2005/6/6

平成30年8月現在

大和-ダイワ・ライフ・バランス50は、株式と債券がそれぞれ50%ずつ組み入れられているファンドであることはすでに解説した通りですが、上記バランスファンドの中では、DCニッセイ ワールドセレクトF(標準)は、特に、構成が似たファンドであると言えます。

バランスファンドは、基本的に株式や債券が1つのファンドに組み入れられておりますが、中には、新興国の株式や債券を組み合わせて分散投資しているものやREITと呼ばれる金融商品も組み合わせているものなど、さまざまな種類があります。

また、バランスファンドでも、債券を中心とした「債券重視型」、株式と債券が半々の「標準型」、株式を中心とした「株式重視型」などのように、ファンドに組み入れられている比率がそれぞれ異なりますので、ご自身の資産運用をどのようにして行うのかといった投資目的や投資目標を明確にしておくことが大切です。

投資信託には、そもそも債券が組み入れられておらず、すべて株式で構成された株式型のファンドもあるため、なおさら、投資目的や投資目標を明確にした上でファンド選びをすることが大切になってきます。

5.まとめ

大和-ダイワ・ライフ・バランス50は、全体的に優れているファンドであると推測でき、日本国内を中心として、今後の成長を享受したい方にはおすすめのファンドと言えます。

また、日本に投資をしたいものの、もっと堅実な資産運用を希望の場合は、大和-ダイワ・ライフ・バランス30といった債券重視型のファンドを選んでみるのも良いでしょう。

いずれにしましても、大和-ダイワ・ライフ・バランスのシリーズにつきましては、手数料負担が軽く、パフォーマンスが優れているのが現状であり、日本に対する投資が偏っているものの、選ぶべき価値は十分にあるファンドと言えます。

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