大和証券の特徴を徹底分析

積立投資とは、毎月ご自身が決めた一定金額分の投資信託等を購入して資産運用をする投資のことを言いますが、現在、積立投資を効率よく活用するための投資制度として、つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)を活用した積立投資がトレンドになっています。

この理由として、積立投資が、将来のまとまったお金を無理なく形成できるところにあるほか、税金対策としてのメリットが受けられる部分にあり、若年者を中心に、広く多くの方のニーズを満たせているためだと考えられます。

現状、積立投資を始めるには、つみたてNISAやiDeCoといった投資制度を活用しながら始めるのが「基本中の基本」なのですが、銀行や証券会社をはじめ、インターネット証券会社といった金融機関で無料の投資用口座の開設をする必要があります。

そこで本記事では、積立投資を始める際に大和証券で口座開設をすることはどうなのかについて、同社の特徴を紹介しながら徹底分析していきたいと思います。

大和証券 サービス概要

はじめに、大和証券のサービス概要について表にまとめて紹介していきます。

なお、本記事は、積立投資をすることについて解説をしていることから、積立投資に関係する項目に限定してまとめておりますので、あらかじめご留意ください。

投資信託の
取扱本数
通常 543本
つみたてNISA 21本
iDeCo 21本
最低投資額 1,000円〜
投資
タイミング
毎日 ×
毎週 ×
毎月
各月 ×
複数日
自動引落し
カード払い

大和証券でオススメの投資信託と取扱い状況

大和証券で投資をすることができる投資信託の内、それぞれのタイプにわけてオススメできる銘柄と取り扱いの有無について紹介します。

積極投資タイプ(ハイリターンを希望するガンガン系)
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド ×
三井住友TAM-SMT グローバル株式インデックス・オープン ×
三菱UFJ国際-eMAXIS先進国株式インデックス ×
慎重派タイプ(過去の投資実績など、安定性を気にする系)
ニッセイ-ニッセイ日経225インデックスファンド ×
三井住友-三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド ×
ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド ×
三菱UFJ国際-eMAXIS TOPIXインデックス ×
全部おまかせタイプ(運用などすべてお任せ。お手軽投資系)
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) ×
野村-野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 ×
三井住友-三井住友・DC年金バランス30(債券重点型) ×
三井住友-三井住友・DC年金バランス50(標準型) ×
大和-ダイワ・ライフ・バランス30
大和-ダイワ・ライフ・バランス50

上記のファンドは、大和証券で投資をすることができる投資信託の内、つみたてNISAの投資対象となっているものから選んだものになります。

すべてのファンドが、大和証券の傘下にある運用会社が取り扱っているものになっていることに気が付くことができますが、つみたてNISAで投資が可能な約150種類の銘柄全体で見ていきますと、残念ながら物足りなさを感じざるを得ません。

1.大和証券のポイントサービスについて

大和証券は、メジャーな証券会社のなかでは珍しく、ポイントサービスがありますが、具体的には、取引実績に応じて貯まる「交換ポイント」を、さまざまなセレクト商品と交換できるサービスとなります。

ただし、このポイントが付与されるためには、購入した株式、投資信託などの売買手数料をはじめ、債券の買付金額を合計したものがポイントに換算される仕組みとなっています。

そのため、積立投資で投資信託を毎月購入して資産運用をする場合、大和証券で購入した投資信託に対して売買手数料(購入時手数料)が発生するものを購入しなければポイントが付与されないことを意味します。

長期の積立投資でまとまった資産形成をするためには、購入時手数料が無料のノーロード投資信託を選ぶことが必要不可欠であるため、このポイントサービスは、効率良くまとまったお金を準備したい投資家の皆さんにとってみると、残念ながらメリットとは言えないサービスとなります。

なお、積立投資で購入した投資信託を保有していることでポイントが付与される楽天証券などのポイントサービスの方が、投資家の皆さんにとっては合理的で、かつ、有効なポイントを得られる方法であると筆者は感じます。

2.大和ネクスト銀行と連携することができる

大和証券では、同じグループ会社の大和ネクスト銀行と連携することによって、投資の待機資金を好金利の円普通預金で自動運用し、効率的に資産を管理することができるサービスがあります。

これを「ツインアカウント=銀行連携」としておりますが、大和証券の総合取引口座と大和ネクスト銀行の円普通預金口座の両方を開設し、両口座の連携をすることでサービスの適用が受けられます。

なお、このような連携サービスは、現状、ほとんどの証券会社とグループ銀行が当たり前のサービスとして展開しているため、大和証券だけの際立ったサービスとは言えないため、仮に、住信SBIネット銀行の口座や楽天銀行の口座をお持ちの方であれば、SBI証券や楽天証券の口座を開設して、連携サービスを利用することで十分足ります。

3.ダイワ・カードの利便性が高評価!

大和証券では、ダイワ・カードを利用することで、大和証券の取引口座への入金や出金が簡単でスピーディーに行える特徴があります。

入金や出金は、大和証券が提携しているATMなどから行うことができ、コンビニATMやメガバンクのATM、ゆうちょ銀行などでは対応されています。

時間帯や利用するATMによって、手数料がかかってしまう場合もありますが、入金や出金のいずれも、セブン銀行であれば、平日や土曜日の日中から19時までは無料でお金を入出金できるため、利便性が高いと評価できます。

ダイワ・カードは、株式投資やその他の投資を行っている方が、利便性が高い

積立投資は、長い時間をかけて大きなお金を準備する特徴があるため、仮に、ダイワ・カードを利用して、ちょくちょくお金を引き出してしまうことができたとすれば、本来の積立投資の目的を見失ってしまいます。

これでは、かえって逆効果になってしまいますので、このようなことを考慮しますと大和証券で株式投資やその他の投資を行っている上でダイワ・カードを保有している方が利便性の高さがあると考えることもできます。

4.無料ポートフォリオ設計はしてくれるが、騙されないように!

大和証券では、独自のノウハウにより、顧客ごとに最適な資産分散の”かたち”を設計する「ダイワの無料ポートフォリオ設計サービス」を大和証券店頭にて実施しています。

ただし、同サービスは、店頭で対面相談の中で親切設計のようなイメージを持たれる方もおられるかもしれませんが、多くの金融機関では、店頭を介さずに無料でポートフォリオをシミュレーションすることが可能になっていることも確かです。

つまり、作成されたポートフォリオは、参考情報としては役立つかもしれない一方で、大和証券側に都合の良い商品を紹介されるリスクやデメリットが高く、かつ、誰が担当したとしてもシステムに情報を入力するだけで作成できるものであるため、率直に結果は変わらないことが十分に予測されます。

当然のことながら、大和証券で取り扱われているファンドの中でポートフォリオが形成されることになるため、そもそもの取り扱いファンドの質が高くなければ良いポートフォリオが作成されないことに留意しておく必要があります。

5.大和証券は、つみたてNISAやiDeCoで投資が可能な投資信託の取扱本数は少ない

積立投資を行う上でつみたてNISAやiDeCoといった投資制度を活用しながら始めるのが「基本中の基本」であることは、冒頭で、すでにお伝えした通りですが、残念ながら大和証券では、つみたてNISAやiDeCoで投資が可能な投資信託の取扱本数は少ないといった現状があります。

これでは、そもそもポートフォリオを作成する上で良いものができるとは到底考えられません。

オリジナルのファンドは、多数取り扱っているが、積立投資をする上では厳禁

大和証券では、オリジナルファンドを多数取り扱っていることも見受けられましたが、積立投資で長期の資産運用を行う上で重要なことは、「テーマ型ファンド」や「ターゲットイヤー型ファンド」を絶対に選ばないことがあげられます。

テーマ型ファンドとは、たとえば、AI(人工知能)をはじめとした、その時のトレンド(流行)に投資をしているファンドのことを言い、現状が良いとしても長い目で見た時に流行が過ぎてしまえば、当然にファンドの運用成績も大きく下落することになります。

ターゲットイヤー型ファンドとは、経過年数や年齢に応じて資産運用の方法を変えていくファンドで、一見、融通が利くように見られますが、その時々の経済情勢の影響を無視することになるため、積立投資に向いてはいないファンドです。

これらの理由から、オリジナルのファンドというものは、積立投資でより確実な資産形成をしていく上では投資をしてはならない厳禁ファンドであり、注意が必要なのです。

6.セミナーへの参加は良いが、大和証券推しのファンドが中心となるのは必至

大和証券では、投資家向けに対してセミナーを開催しておりますが、これは、大和証券に限らず、主催しているセミナーの運営側がどこなのかによって目的が大きく異なります。

たとえば、セミナーの主催が大和証券に関係する傘下のグループ会社や運用会社である場合は、言うまでもなく、運用会社が取り扱っているファンドを売るためのセミナーであり、いわば、大和証券推しのファンドが中心となるのは必至です。

当然と言えば、当然のことなのですが、セミナーには利益に直結するための目的が必ずあること、主催者側が推すファンドに投資をしてもらうことが付きものですので、特に、前項で解説したオリジナルのファンドへの勧誘や手数料の高いファンドには注意が必要と言えるでしょう。

7.まとめ

大和証券は、最大手の証券会社ながら、正直、積立投資をやる人を増やそうという考えが
残念ながら伝わってこないようなレベルのサービス内容と言わざるを得ません。

率直なところ、積立投資で資産形成をするのであれば、大和証券は、他社と比べても取り扱っている投資信託の質やサービスは断然劣るため、現状では、選ぶべき金融機関とは言えません。

総合的に比較検討しても、SBI証券や楽天証券といった主要なインターネット証券を通じて積立投資を行う方が得策であるのは確かであり、これから積立投資を始めたいと検討をしている方は、これら2社については要チェックが欠かせないでしょう。

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