積立投資はクレジットカード払いができるの?カード払いができる会社・注意点を紹介

「積立投資って、カード払いできるの?」
「カード払いにすると、ポイントは貯められるの?」
「支払いタイミングは翌月に回せるの?」

積立投資で投資信託を購入するときには、購入するだけのお金をどのように支払うのかを決める必要があります。

ここで一番気になるのが「クレジットカード払いはできるの?」ということ。

結論を言えば、積立投資ではクレジットカード払いもできます。

ただし、クレジットカード払いができる会社は限られていたり、注意点もあったりするため、このページでは積立投資でのクレジットカード払いについて解説をしていきますね。

白井マサヒロ

積立投資をやるときって、カード払いできるんですか?
できるならポイントも貯められるカード払いが良いんですが。。。

エマ師匠

積立投資でもカード払いはできるわ。

ただ、カード払いができる会社は限られているし、ポイントが貯められるかも会社によって違うの。

ここから積立投資におけるカード払いについて教えるわね。

1.積立投資でもクレジットカード払いはできる

積立投資を始めるときには、投資信託を購入するための「支払い方法」を考える必要があります。

支払い方法には「口座振替(自動引き落とし)」「振込入金」がありますが、クレジットカードでも支払うことはできます。

株式会社ジェーシービーが調査した「クレジットカードに関する総合調査(2017年度)」では85.1%の方がクレジットカードを持っていると発表されています。


※参考:【クレジットカードに関する総合調査】2017年度版 調査結果レポート

つまり、日本人の約8〜9割の人がクレジットカードを使っているということですね。

おそらく、当サイトを見ている方もほとんどがクレジットカードを持っているのではないでしょうか?

実際に私もANAアメックスやエポスカードなど合計で4枚ほどクレジットカードを持っています。周りにもカードを持っていない人はほぼいませんからね。

このように多くの方が持っているクレジットカードを使って「積立投資ができる!」ということを、まずは知っておいてください。

白井マサヒロ

積立投資でもカード払いはできるんですね。

エマ師匠

今やクレジットカードを持っていない人は、ほとんどいないわ。
カード払いをするのも一般的なことになっているわね。

そして、積立投資でもカード払いはできるようになっているの。

ただ、積立投資でカード払いをするときには気をつけて欲しいこともあるから、それは今から解説をしていくわね。

2.積立投資でカード払いができるのは「楽天証券」「SBI証券」「マネックス証券」の3社

では、積立投資をするときに、どの会社でもカード払いをすることができるのか?というと、、、答えは「No」です。

実はカード払いができる会社は「楽天証券」「SBI証券」「マネックス証券」の3社だけです。

ネット証券として人気のある松井証券、大手証券会社として有名な野村證券や大和証券でもカード払いをすることはできません。

しかも、カード払いができるカードも決まっています。
具体的には次のカードです。

カード払いできるカード
  • 楽天証券
    楽天カード、楽天プレミアムカード、楽天カードアカデミー、楽天銀行カード、楽天ブラックカード、楽天ANAマイレージクラブカード、楽天PINKカード
    ※楽天イーグルスカードなどの提携カード、法人カード、家族カードは対象外
  • マネックス証券
    マネックスセゾンカード
    ※高島屋(タカシマヤカード(赤)&タカシマヤGOLD)、りそな、静銀セゾン、出光、大和ハウスカードは対象外
  • SBI証券
    三井住友カードが発行するVポイントが貯まるクレジットカード

つまり、カード払いをしたいのであれば、楽天証券・SBI証券・マネックス証券のいずれかで口座開設をして、専用のカードも用意する必要があるんです。

このことを知らずに、別のところで口座開設をして積立投資をしようとしても、投資するお金のカード払いはできませんので、くれぐれも注意してくださいね。

白井マサヒロ

積立投資でカード払いができるのは3社だけなんですね。意外と少ないな。。。

エマ師匠

これから増えるかもしれないけど、今は3社しかカード払いができないの。

だから、カード払いをしたいのであれば、この3社のいずれかで口座開設をして積立投資を始めるべきね。他のところではカード払いができないから気をつけなさい。

3.クレジットカード払いでもポイントを貯めることはできる!

ここで気になるのが「カード払いをすることでポイントも貯められるの?」ということですよね?

先ほど紹介したJCBの「クレジットカードに関する総合調査(2017年度)」でも「ポイント・マイルが貯めやすい」ということが、カードを持っている最大の理由だと発表されていました。

このようにカード払いをする方の多くが「カード払いでポイントも貯めたい」と考えていることがわかります。

そして、積立投資でもカード払いでポイントを貯めることができます。

ですので、カード払いをするメリットは大きいです。

ただし!どれだけのポイントが貯まるかは「楽天証券」「SBI証券」「マネックス証券」それぞれで異なります。
具体的には、

3社のポイント制度の仕組み
  • 楽天証券
    投資した金額100円=1ポイントを貯めることができる。(毎月最大50,000円まで)
  • SBI証券
    投資した金額100円=0.5〜2ポイントを貯めることができる。(毎月最大50,000円まで)
  • マネックス証券
    投資信託の販売手数料(購入手数料)の4.5%相当分のポイントが貯まる

このようにカード払いによるポイントの貯まり方が違うんです。

ポイントを貯めるのであれば楽天証券がイチオシ!

では、カード払いでポイントを貯めるのであれば、どちらの会社が良いのか?

結論、管理人は「楽天証券」をイチオシします。

楽天証券は2018年10月27日から、投資額を楽天カードで支払った場合、100円につき1ポイント(楽天スーパーポイント)を貯められるようになりました。

これは普通に積立投資をするときだけでなく、NISA・つみたてNISA・iDeCoを使って投資をするときでも同じようにポイントを貯められます。

例えば、毎月30,000円ずつ積立投資をするのであれば、毎月300ポイントずつポイントを貯めることができます。年間であれば3,600ポイント(3,600円相当)!!!

ちなみに、SBI証券でも三井住友カードが発行するVポイントが貯まるクレジットカードでの支払いでポイントを貯められますが、ポイントが1.0%(100円=1ポイント)貯まるのはゴールドカードやプラチナカードだけ。通常の三井住友VISAカードでは0.5%分のポイントしか貯まりません。

一方で、楽天カードは通常のカードで1.0%のポイントが貯まるので、かなりお得!

他の会社にも積立投資をすることでポイントが貯まる会社はありますが、投資した金額に応じてポイントが貯まるのは楽天証券だけです。

ちなみに、投資額に応じて貯められるポイントは毎月500ポイント(投資額50,000円)までと決まっていますが、それでも投資額に応じてポイントが貯まるのは超おトク!

貯めたポイントは楽天市場で「1ポイント=1円」として使うことができたり、楽天証券で投資信託の購入にも使えたりしますからね!

つまり、ポイントを貯めて、さらに資産形成ができるということ!

貯めたポイントで投資信託が購入できるのも楽天証券だけです。

それ以外でも、楽天証券は取り扱っている投資信託の数が業界トップクラスであったり、楽天銀行との連動で銀行の金利が上がったりとおトクなサービスがたくさんあります。

ですので、カード払いでポイントが貯められることも含め、積立投資をするときには楽天証券を選ぶことをオススメしますよ!

白井マサヒロ

楽天証券で積立投資をするなら、楽天カードを使うのが超お得!

楽天証券で投資額を楽天カードで支払うと、投資額の1%が楽天スーパーポイントとして貯まります!しかも、今なら楽天カードの新規入会で7,000ポイント(7,000円相当)をプレゼント!ポイントで投資信託も購入できるので、積立投資を始めたい方には超お得ですよ(2020年8月24日(月)10:00まで)!
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マネックス証券のポイントサービスがおトクではない理由

ここで「マネックス証券」をオススメしない理由を解説しておきます。

マネックス証券をオススメしないのは、ポイントが「販売手数料(購入手数料)の4.5%相当分」しか貯まらないからです。

そもそも、積立投資をするときには、販売手数料がかかる投資信託を選ぶべきではありません。

「販売手数料」というのは、投資信託を購入するたびに支払うことになる手数料のこと。積立投資で投資信託を購入する場合は、毎月支払うことになる手数料ということになります。

積立投資で利益を増やしていくためには「確実にかかるコストをできるだけ抑える」ことが鉄則ですので、販売手数料が無料のノーロード商品を選ぶことが大事なんです。

そのため、「販売手数料の4.5%のポイントが貯まる」というのは、おトクなように見えますが、実は全然おトクではないんです。

具体的に、1ヶ月あたり10,000円ずつ積立投資をするとして、ノーロード投資信託とノーロードではない投資信託による手数料の違いを比較してみます。

具体的には次の表を見てください。
※ノーロードではない投資信託は、購入金額の1%の購入手数料がかかるものとする

内容 ノーロード投資信託 投資信託
1年目 120,000(10000×12ヶ月) 118,800(9,900×12ヶ月)
2年目 120,000(10000×12ヶ月) 118,800(9,900×12ヶ月)
3年目 120,000(10000×12ヶ月) 118,800(9,900×12ヶ月)
4年目 120,000(10000×12ヶ月) 118,800(9,900×12ヶ月)
5年目 120,000(10000×12ヶ月) 118,800(9,900×12ヶ月)
合計 600,000(120,000×5年) 594,000(118,800×5年)

仮に投資信託の運用益が5年間「0円」だったとすると、購入手数料100円を毎月支払うことになる分、投資した元金は減り、結果として5年間で6,000円のマイナスになってしまうことがわかります。

当然、投資する金額が大きければ大きいほど、多くの販売手数料を支払うことになるので、マイナスも大きくなってしまいます。

さらにマネックス証券で販売手数料の4.5%のポイントがもらえたとしても、

1年間の購入手数料:120,000円×1%=1,200円
貯められるポイント:1,200円×4.5%=54ポイント

と54ポイントしか貯めることができないんです。
これでは販売手数料のマイナス分には全然見合わないですよね。

ちなみに、楽天証券だと販売手数料でかかった費用が全額ポイントバックされます。

仮に販売手数料が1,200円かかった場合は、1,200ポイントが貯められるということになるんです。。。これでどっちがおトクかがはっきり決まりましたね。

ですので、カード払いをしたい方や、ポイントを貯めたい方は、マネックス証券ではなく楽天証券を選ぶことをオススメしますよ!

白井マサヒロ

カード払いでポイントを貯めるのであれば、楽天証券が確実におトクなんですね〜

どっちも似たようなものかと思っていました。

エマ師匠

同じカード払いでも、貯められるポイントの量は楽天証券の方が確実に多いわ。

それは楽天証券が投資した金額に対してポイントが貯まるからなの。逆にマネックス証券は販売手数料の4.5%しかポイントが貯まらないのよ。

だからこそ、カード払いでポイントを貯めたいのであれば、必ず楽天証券で口座開設をすることをオススメするわ。

4.クレジットカード払いでも、支払いタイミングは遅れないので要注意!

ここでクレジットカード払いのデメリットも伝えておきます。

カード払いの最大のデメリットは「支払いタイミングを遅らせられない」ということです。

普通はカード払いをしたら、支払いは「翌月の●●日」ということになりますよね?

私が普段使っているANAアメックスは、9月3日〜10月2日までに使った金額を10月21日に支払うようになっています。

つまり、前月までの支払いを翌月21日に支払う仕組みになっているわけです。

ですが、積立投資の場合は支払いタイミングを遅らすことができません。
具体的には次のように決まっています。

楽天証券 マネックス証券
買付の申込み
〆切日
毎月11日の3営業日前
(11日が休業日の場合は、前営業日の3日前)
毎月19日まで
口座引き落とし 毎月27日
(休業日の場合は、翌営業日)
毎月27日
ファンド買付日 翌月12日
(休業日の場合は、翌営業日)
翌月7日の翌営業日

このように投資信託を購入するタイミングよりも前に支払いが済んでいるということになります。

ですので「カード払いにすれば、翌月払いになる」というのは間違っていますので、くれぐれも支払いタイミングには注意するようにしてくださいね。

・・・とはいえ、デメリットとして挙げるのであれば、これくらいです。

カード払いをすることで、ポイントをガッツリ貯めることができます(特に楽天証券であれば)。

ですので、楽天カードを新たに作ってでも楽天証券でカード払いをすることをオススメしますよ!(ちなみに楽天カードは年会費・入会費無料で作れます♪)

白井マサヒロ

カード払いをしても、支払いは翌月にならないんですね。
うっかり支払いタイミングを間違っちゃいそうでした(笑)

エマ師匠

カード払いをしても、本来のように翌月払いにはならないから、支払うタイミングにだけは気をつけなさい。

ただ、デメリットとしてはそれくらいね。

カード払いをすることで、楽天証券のようにたくさんのポイントを貯めることもできるから、上手くカード払いを使うことをオススメするわ。

5.まとめ

このページでは積立投資におけるカード払いについて解説しました。いかがでしたか?

積立投資で投資信託を購入するときにもカード払いはできます。

ただし、カード払いができるのは現時点では「楽天証券」「SBI証券」「マネックス証券」の3社だけです。

他の金融機関では積立投資でのカード払いをすることはできませんので、口座開設をするときにはく注意するようにしてください。

ちなみに、カード払いをするときには「楽天証券」がオススメです。

楽天証券は、2018年10月27日から楽天カードでカード払いをすることで、投資額100円につき1ポイントを貯めることができます(NISA・つみたてNISA・iDeCoでもOK)。

貯められるポイントの上限は毎月500ポイント(投資額50,000円)までですが、それでも他の会社にはない超おトクなサービスです。

楽天カードは年会費・入会費無料でカード発行をすることができますし、新規入会で3,00〜8,000ポイントをもらえるキャンペーンもやっているため、これから積立投資をする方は楽天証券を選ぶことをオススメしますよ。

なお、カード払いをしても、投資するお金を支払うタイミングは翌月にはなりません。

お金を支払うタイミングは毎月固定で決まっていますので、くれぐれも支払いタイミングを勘違いしないように気をつけてください。

最後にこれから積立投資を始める方は、投資のはじめ方を次のページで紹介しています。こちらを読みながら、スムーズに積立投資を始めていってくださいね!

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