積立投資におけるボーナスの活用方法を解説。ボーナスは資産形成の大チャンス!

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多くの会社員や公務員の皆さんは、夏や冬の時期になりますと、毎月の給料に加えてボーナスが支給されることと思います。

このボーナスは、人によって使い方はまったく異なるわけではありますが、もしも、将来の資産形成のことを考えて、ボーナスの一部を投資信託に充てることができたとしたら、どのような資産形成が成されるのか具体的に知りたいと感じる方もおられるのではないでしょうか?

言うまでもなく、ボーナスを積立投資に充てる場合や投資信託の一部購入に充てる場合は、結果として大きな資産形成が成されることになりますが、本記事では、ボーナスをこれらの資産運用に充てることによってどのくらいの効果があるのかについて、数値に表して分かりやすく紹介していきます。

1. ボーナスと投資信託を活かした2つの資産運用方法を紹介

貰ったボーナスを追加で投資をする方法は、「一括投資」と「分割投資」という2つの方法が考えられますが、以下、それぞれについて解説を進めていきます。

ボーナスで入ったお金を一度に投資する「一括投資」

1つ目の方法は、ボーナスを貰ったら、まとめて投資をする「一括投資」という方法です。

積立投資を実際に行っている場合は、ボーナスシンプルでわかりやすい投資方法です。その後の値動きによっては、資産をガツンと増やすことができるのがメリットです。

しかし、一括投資の場合は、投資するタイミングが極めて大事なポイントとなります。

できるだけ、投資信託の基準価額が下がったタイミングで投資をしなければ、逆に損をしてしまう可能性もあるのがネックです。

また、投資初心者にとっては、基準価額の値動きを読むことがとても難しいのもデメリットと言えます。

ボーナスを分割して、毎月一定額を投資する「分割投資」

一括投資の場合は、投資するタイミングがとても重要となります。

しかし、どのタイミングで投資するべきか?ベストな投資タイミングは、誰も予測することができません。そこで、ボーナスを分割して毎月の投資額にプラスするという方法もあります。

例えば、毎月30,000円ずつ年間36万円投資をしている場合で、ボーナスが年間200万円あるとすると、このうちの120万円を12ヶ月に分けて投資をし、毎月の投資額を130,000円ずつにするというやり方をすればOKです。

管理人はこちらの方法をオススメします。理由としては、やはり一括投資では、投資するタイミングが難しく、損をしてしまう可能性も高いからです。

より安定した資産運用をするためには、毎月コツコツ投資をしていくのがベスト。ですので、ボーナスを月々の投資額に分けることで、より安定した資産運用をすることをオススメします。

2. ボーナスを投資に回すと、どれだけ資産が増やせるかを計算してみた

一括投資や分割投資といった方法を知ったとしても、実際にどの程度の効果が見込まれるのかが分からなければ、ボーナスを投資に回す気になれないことは無理もないことです。

そこで本項では、毎月決まった金額を積立投資していく場合と毎月決まった金額を積立投資しつつ支給されたボーナスを活かして積立投資をする場合を比較していくことで、どれだけの資産形成ができるかについて計算したものを紹介していきます。

毎月30,000円ずつ65歳まで積立投資をした場合の資産形成金額

積立投資
開始年齢
投資額 利回り
1%
利回り
3%
利回り
5%
20歳 1,620万円 2,044.32万円 3,391.91万円 5,903.75万円
25歳 1,440万円 1,769.43万円 2,758.36万円 4,465.69万円
30歳 1,260万円 1,507.88万円 2,211.85万円 3,338.94万円
35歳 1,080万円 1,259.03万円 1,740.42万円 2,456.09万円
40歳 900万円 1,022.25万円 1,333.77万円 1,764.36万円
45歳 720万円 796.97万円 982.98万円 1,222.37万円
50歳 540万円 582.62万円 680.39万円 797.71万円
55歳 360万円 378.68万円 419.38万円 464.98万円

仮に、30歳から65歳まで利回り3%で積立投資を行った場合、35年間の投資元本1,260万円に対して得られる運用益は、約951.85万円で資産形成金額は、2211.85万円といった見方になります。

利回り1%から3%は、一般にローリスクと言われていることから、35年という長期の時間をローリスクで資産運用したとしても約951.85万円もの運用益が期待できるのは大きな魅力です。

毎月30,000円ずつ、かつ毎年6月と12月に30万円ずつ投資をした場合

積立投資
開始年齢
投資額 利回り
1%
利回り
3%
利回り
5%
20歳 4,320万円 5,444.45万円 9,010.34万円 15,643.6万円
25歳 3,840万円 4,712.36万円 7,327.35万円 11,833万円
30歳 3,360万円 4,015.81万円 5,875.59万円 8,847.42万円
35歳 2,880万円 3,353.06万円 4,623.29万円 6,508.09万円
40歳 2,400万円 2,722.48万円 3,543.04万円 4,675.16万円
45歳 1,920万円 2,122.5万円 2,611.21万円 3,239.01万円
50歳 1,440万円 1,551.65万円 1,807.41万円 2,113.75万円
55歳 960万円 1,008.5万円 1,114.04万円 1,232.08万円

今度は、前の例のように毎月30,000円の積立投資に加えて、毎年2回のボーナスで、それぞれ30万円ずつ投資信託を購入し、資産運用に回した場合における資産形成結果となります。

働いている職種や学歴をはじめ、お住いの都道府県によって乖離がかなり生じると思いますが、20代で年2回手取30万円のボーナスの支給を受けるのは現実から外れてリアリティが欠けると感じるユーザーの皆さまもおられると思います。

また、30代になりますと子どもの教育費用や住宅費用といった人生における三大資金の内の2つをまたにかけて生活をしていかなければならないことを踏まえますと、こちらも中々、手厳しいものがあると思われても致し方のない気も致します。

ただし、あくまでもボーナスを資産運用に充てると、それだけ多くの資産形成ができますといった考えをご理解していただくものと捉えていただければと思います。

毎月100,000円ずつ10年間積立投資をした後、65歳まで塩漬けした場合の資産形成金額

同じ様に、現実路線から少し外れてしまうかもしれませんが、最後に、毎月100,000円ずつ10年間積立投資をした後、65歳まで塩漬けした場合の資産形成金額を紹介していきます。

イメージとしては、ボーナスを分割して月々の投資金額を10万円とした場合で、かつ10年目以降は、月々の支払いをせずに複利だけで資産運用をした場合(投資額は1,200万円)、資産がいくらになるのか?といったものになります。

積立投資
開始年齢
投資額 利回り
1%
利回り
3%
利回り
5%
20歳 1,200万円 1,946.80万円 4,308.10万円 9,558.33万円
25歳 1,200万円 1,851.90万円 3,708.71万円 7,447.90万円
30歳 1,200万円 1,761.61万円 3,192.72万円 5,803.44万円
35歳 1,200万円 1,675.73万円 2,748.51万円 4,522.07万円
40歳 1,200万円 1,594.04万円 2,366.11万円 3,523.62万円
45歳 1,200万円 1,516.33万円 2,036.91万円 2,745.62万円
50歳 1,200万円 1,442.41万円 1,753.51万円 2,139.40万円
55歳 1,200万円 1,262.55万円 1,400.90万円 1,559.29万円

たとえば、30歳から月々30,000円を35年間に渡って積立投資をし続けるのと、最初の30歳から10年間だけ月々10万円ずつ投資をして、残りの25年間は複利のパワーで運用するのとでは、ほぼ同じような投資額にも関わらず、後者のほうがより多くの資産形成をすることができる結果となりました。

資産運用の
方法
30歳から月々30,000円を利回り3%で35年間に渡って積立投資をした場合 30歳から10年間だけ月々10万円ずつ利回り3%で積立投資をして、残りの25年間は複利のパワーで運用
投資元本 1,260万円 1,200万円
65歳時の資産
形成金額
2,211.85万円 3,192.72万円
概算運用益 951.85万円 1992.72万円

このようにボーナスを上手に活用し、月々の投資額を増やしながら早い内に積立投資をすることで、長期の時間が大きな資産形成に一役かっていることがご理解できると思います。

複利のパワーは、「長期の投資期間」と「投資元金の大きさ」によって、効率的な資産形成をしてくれるプラスの要因になることから、無理をしない範囲内でボーナスを積立投資に充てられることは、将来の資産形成を早い内から確立する手段としては望ましいと考えることができます。

3. 年2回までならボーナス月だけ、自動で追加投資ができるので便利!

これまでの解説や比較表を見たユーザーの皆さまの中には、これからは、ボーナスを賢く資産運用に回してみようと感じられた方も多いのではないでしょうか?

そこで、普段は積立投資のみで購入している銘柄を、ボーナス月は、ボーナスを利用して設定した分だけ追加で投資をする方法について以下、SBIネット証券の例で紹介します。

SBI証券 投信積立で資産形成をはじめよう より抜粋引用

上記の場合は、ボーナス月コースとして、2つの申込日を、毎年「6月月末」と「7月1日」に設定している一例になります。

通常、夏季および冬季にボーナスが支給されることを踏まえますと、たとえば、7月末日および12月末日などといった具合に、ご自身がボーナスの支給を受ける月の月末に合わせて設定しておくことによって、都度、ボーナスから購入する手間が省けて便利です。

この設定をあらかじめしておくことで、ボーナス月でも自動的に積立投資がされ、お金が引き落とされる仕組みになっているため、うっかり投資するのを忘れていたということを防ぐことができます。

是非、このようなサービスも使いながら、継続的に積立投資をしていき、確かな資産形成をしていって欲しいものです。

なお、こちらはSBI証券の例を参考とさせていただきましたが、楽天証券やその他の証券会社などでもボーナス時の買付設定は、無料で設定可能ですので、参考としていただければと思います。

4. 参考 投資信託の買い方は、「積立」が、はたして王道なのか?

積立投資で資産運用をするにあたり、ボーナスを併用することは、効率的ですが、華のある話だけではなく、現実を見つめた注意点についても解説をしておく必要があるでしょう。

私たちが、積立投資で購入した銘柄の値動きは、明日や1週間後、5年後、10年後にどのような値動きをするのかは誰にも分かりません。

そのため、これまで解説したボーナスを充てる積立投資の方法というものは、実際に購入した銘柄のこれからの値動きによって、プラスに転じる場合もあればマイナスに転じる場合もあることを知っておく必要があります。

ボーナスを充てて一度に大きな数の投資信託を購入するということは、大きく資産形成ができる一方で、大きく資産を減らしてしまう可能性があるという危険性も含んでいることを意味します。

また、ボーナスで追加購入した投資信託の基準価額が、「将来に渡って値上がりすることが分かっている」といった前提条件がついた場合で、かつ、そのような値動きをした場合に大きな資産形成が成されることになります。

一方、昨今、世界を騒がせている一触即発の戦争状態などに発展しますと、この値動きが急速かつ激しく上下変動することも考えられるため、時として思いがけない損失を一時的もしくは永久的に抱えてしまう可能性も決して否めません。

実際のところ、これは、保有している投資信託をいつ売却するのかといったタイミングによって運用損益が確定するため、一概に申し上げることは難しいのですが、少なからず、戦争状態が現実になってしまった場合、値動きが回復に転じるまでには相当な時間が必要となるのは言うまでもないでしょう。

参考 積立投資における損切りのタイミングとは?価格が下がったときこそチャンス!?

さて、前置きが大変長くなってしまいましたが、投資信託の買い方は、「積立」が王道なのかといった疑問について、少なくとも積立投資は、私たち投資家が懸念する損失リスクをコントロールするのに有効な方法であることは確かです。

これは、毎月投資信託を購入することによって、投資信託の購入単価を平均的に低く抑えられる「ドルコスト平均法」という投資手法が極めて大きな効果をもたらすほか、まとめて投資信託を購入する一括投資に比べて投資信託の価値にあたる基準価額の上昇がさほど大きく値上がらなくともプラスマイナス0となる、損益分岐点に持っていきやすいといったことがあげられるためです。

積立で投資信託を購入したことによって、投資対象のリスクが小さくなるといったわけではありませんが、自分自身で懸念するリスクを投資手法によってコントロールすることは可能です。

安定した資産運用方法であり、確実に資産形成をするといった本来の目的に沿っていることを踏まえますと、積立投資は「王道」と言っても過言ではないでしょう。

5. まとめ ~積立投資におけるボーナスの活用方法を解説。ボーナスは資産形成の大チャンス!~

積立投資におけるボーナスの活用は、購入した投資信託の値動きによって大きな資産形成ができる大チャンスであるのは間違いありません。

ただし、リスクとリターンは必ず釣り合いが取れる関係性が成立しますので、時として損失リスクを抱えてしまうことも視野に入れておくことが大切です。

少なくとも、世の中の動きを見ながらリスクとリターンの関係をしっかりと意識しなければならず、目先の部分に捉われることが無いように確実な資産運用が求められることになります。

購入する投資信託の値動きが常に右肩上がりをキープしているようなものであれば、ボーナスを充てて追加購入してもプラスに働くと考えられますが、あくまでもその時々のユーザーの皆さまの判断の下、意思決定することが求められます。

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