積立投資とは?毎月100円から誰でも始められる投資方法を解説!

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「将来のための資産形成には積立投資をやるべきって話を聞いたけど、本当なの?」
「投資なんてやったことないけど、私でも積立投資はできるの?」
「積立投資って、損しちゃわないの?」

これまで投資をやったことがなく、なんとなく積立投資のことを聞いた方は、このような疑問を抱きますよね?

投資には、株式投資をはじめ、不動産投資、先物投資、FX、投資信託など様々な種類の投資商品・投資方法があります。

そのため、投資の目的や投資経験などによって、その人に適している投資方法は違います。

そのなかで積立投資は「投資信託」と呼ばれる商品に対して、毎月投資をしていく投資方法になります。

積立投資は、最低100円から投資することができたり、運用を専門家がやってくれたりすることから、投資未経験者であっても資産形成がしやすい投資方法だと言われているんです。

このページでは、投資未経験者が将来のための資産形成をしやすい「積立投資」について、基本的な仕組みや、メリット・デメリットを解説します。

将来のためにぼんやりと「どうやって、お金の準備をしようかな・・・」と考えている方は、まずこのページを読んでくださいね。

白井マサヒロ

老後のためにお金を準備するなら、積立投資が良いって聞いたんですけど・・・

積立投資って、どんな投資方法なんですか?

エマ師匠

積立投資は「投資信託」に対して、毎月投資をしていく投資方法よ。

他の投資方法と比べても、投資未経験者がはじめやすくて、安定して資産運用をしやすいから、今、注目を集めている投資方法なの。

今から、あなたでもわかるように積立投資がどういうものかを解説していくわね。

白井マサヒロ

はい!よろしくお願いします!!

1. 積立投資とは投資信託に毎月一定額のお金を投資していくこと

積立投資とは「投資信託」を毎月一定金額ずつ購入していく方法のことを言います。

積立投資は将来的な資産形成をするのにオススメです。

多くの方が、子供の教育費や住宅購入、老後の生活費など、将来のことを考えたときに、その時々である程度まとまったお金が必要となります。

しかし、会社員や公務員などの立場では、いきなりお給料が増えることも、銀行に預けている貯金に利息がたくさん付くこともありません。

そのため、まとまったお金を用意するためには、長期的な時間をかけて、資産形成をしていかなければいけないんです。

とはいえ、いきなり「資産形成=投資」と言われても、投資をやったことがない方にとっては「投資って、損をしちゃうんじゃないの・・・」などの不安がありますよね?

結果、、、将来のために今から準備が必要だとはわかりつつも、なかなか投資などの資産形成をはじめることができない方が多いのです。

そこでオススメなのが積立投資です。

積立投資は「最低100円から投資が始められる」「自動購入だから手間がかからない」など、投資をやったことがなくても、手軽にはじめやすいのが特徴です。

また、基本的な運用はプロがやってくれるため、専門的な知識がいらなかったり、金融市場や商品の値動きを常に見ておく必要もなかったりするのです。

つまり、積立投資は「一定期間ほったらかしておいてよい投資」のため、投資未経験者であっても資産形成をすることができます。

詳しいメリット・デメリットは後述しますが、これらの理由から、積立投資は将来の資産形成をするために注目を集めているんです。

白井マサヒロ

積立投資って、投資をやったことがない人でもできるんですね。

ってことは、僕でも上手くできるんですかね?

エマ師匠

あなたのように、これまで将来の資産形成を考えてこなかった人でも、積立投資をやることはできるわ。

積立投資は、投資未経験者にとって優しい投資方法なの。

ここからは、どうして積立投資をオススメするのかを、より詳しく教えるわね。

2. 投資信託の仕組みと特徴を知ろう

積立投資のことを知るために、まずは投資対象となる「投資信託」について解説していきます。

「投資信託」がどういうものなのかを簡単にまとめると次の3つのポイントで説明できます。

投資信託の特徴
  1. 複数の投資家から集めたお金をひとまとめにして運用される
  2. 複数の株式や債券などが1つになったパッケージ商品
  3. 運用の専門家(運用会社)が運用をしてくれる

それぞれのポイントについて詳しく解説をしていきます。

複数の投資家から集めたお金をひとまとめにして運用される

投資信託は、その名の通り「自分のお金を他人に信じて託す」商品にです。

具体的に投資信託は、投資家から集めたお金をひとまとめにして、運用の専門家(運用会社)が運用する仕組みになっています。

例えば、10人の投資家が1万円ずつお金を投資した場合、集まった10万円で株式や債券などの売買がされるということ。

これにより1人ではお金が足りずに購入できない株式など、様々な金融商品に対して投資ができるようになるメリットがあります(詳しくは後述します)。

ちなみに、最終的に出た利益・損失も、お金を出した投資家の数で割られることになります。

このように1人で投資をするのではなく、複数の投資家と一緒になって投資をしていくのが投資信託の基本的な仕組みなんです。

複数の株式や債券などが1つになったパッケージ商品

投資信託は、日本国内や海外の金融市場で取引されている株式や債券をはじめ、不動産などの複数の金融商品を詰め合わせた「パッケージ商品」です。

そのため、1つの投資信託を購入するだけで、様々な会社の株式や、様々な国の債券に投資をすることができる仕組みになっています。

例えば、「ニッセイ日経225インデックスファンド」という投資信託には、次のような会社の株式がパッケージになっています。

このように「ニッセイ日経225インデックスファンド」を購入するだけで、ファーストリテイリング(ユニクロ)やソフトバンクグループに投資をすることができるのです。

ちなみに、普通に株式投資でファーストリテイリングの株を購入するためには、最低でも数十万円のお金が必要となります。これは株式投資には最低投資額があるからです。

先ほども解説したように、積立投資は複数の投資家たちからお金を集めて、そのお金で資産運用をしているため、1人では購入できない株式にも投資ができるのです。

また、1つの投資信託で、複数の株式・債券に投資をできるため、より安定した資産運用ができるようになっています。

それは投資信託が、詰め込まれている株式や債券などの値動きの平均値を取ることができからです。

例えば、投資信託に詰め込まれている株式で、A社は10,000円の利益を、B社は20,000円の損失を、C社は5,000円の利益を出した場合、トータルで5,000円(10,000円−20,000円+5,000円)の利益となります。

もし、B社にだけ投資をしていたとすると、20,000円の損失を出すことになりますが、複数の会社の利益と損失が平均化されるので、安定した資産運用がしやすくなっているんです。

投資をやったことがない方にとっては、利益や損失が平均化されるという特徴は、損をするときのダメージが少なくなるので、気持ち的にありがたいですよね。

このような仕組みから、投資信託は「幕の内弁当」にたとえられることがあります。

1つのお弁当箱(投資信託)のなかに、様々なおかず(株式や債券など)が入っており、バランスよく栄養が取れる(利益・損失を平均化できる)というイメージですね。

運用の専門家(運用会社)が運用をしてくれる

投資信託は、専門家(運用会社)が運用をしてくれます。

運用って何をしてくれるの?」と思うはずですので、簡単に運用内容をまとめると、

専門家がやってくれる運用内容
  • 投資信託に入れる商品(株式・債券・不動産など)を決める
  • 随時、各商品の利益・損失などを確認してくれる
  • 状況に応じて、株式・債券・不動産の売買をして、利益が出るようにする

このようなことを、あなたに代わって専門家(運用会社)がやってくれるんです。

ちなみに、普通の株式投資だと、自分で株式の値動きをチェックし、状況に応じて、自分で売買をしなければいけません。

株式の値動きを判断するためには専門的な知識も必要ですし、売買をするタイミングを決めるために、常に値動きをチェックしなければいけないので、とても手間がかかってしまいます。

そうしたことを考えると、投資信託は専門家が運用をしてくれるので、基本的には金融市場についての知識も入りません。

また、投資信託を購入したあとは放置をしていても資産運用をしてもらえるので、時間も手間もかからないのは、大きな魅力と言えますね。

このような3つの特徴から、投資未経験者は投資信託へ投資することをオススメできるんです。

白井マサヒロ

投資信託って、1つの商品で色々なものに投資できるんですね!

しかもプロの専門家が運用してくれるから、僕なんかが運用するよりもはるかに利益を出せる気がします。

エマ師匠

投資信託は株式や債券などと比べて、はるかに安定した資産運用をすることができるの。

積立投資っていうのは、長い時間をかけて、将来的な資産形成をする方法だから、安定した資産運用ができることは、かなり大きなメリットになるわね。

「損をしづらい」「安定して資産形成ができる」「専門的な知識がなくても良い」などの理由があるからこそ、投資未経験者にオススメできるのよ

白井マサヒロ

めちゃくちゃおトクなセット商品だってことが理解できました!

これなら、ビビリの僕でも気持ち的に楽に投資ができそうです!

3. 投資信託の流れとイメージ図

具体的な投資信託の取引のイメージは次の通りです。

このような流れで、投資信託は運用をされています。

それぞれの役割を簡単に解説すると、

  • 投資家
    投資信託を購入した人のことを言います。あなたが投資信託を購入したら、あなたも投資家の仲間入りです。
  • 販売会社
    運用会社が作った投資信託を販売している会社のことです。銀行・証券会社・ネット証券などが販売会社になります。
  • 受託会社(信託銀行)
    販売会社が集めたお金を管理している会社です。株式や債券の売買で出た利益なども、信託会社が管理をすることになります。
  • 運用会社
    市場の動向をチェックして、あなたの代わりに株式や債券の売買を指示する会社です。また、投資信託のなかに、どんな株式・債券を入れるのかを決める役割もあります。

投資信託は、これら4つが連携をしながら、資産運用がされる仕組みになっています。

株式投資であれば、投資家・販売会社・受託会社(信託銀行)の3つだけになりますが、投資信託は運用会社も加わることで、あなたに代わって資産運用をしてくれることが大きな違いなんです。

投資信託に関係する会社が破たんしても投資資産は守られる

ここで気になるのが「販売会社・運用会社・信託銀行が倒産したら、資産がなくなることはないの?」ということですね。

結論を言うと、どの会社が破たんをしても、投資資産がすべてなくなることはありません。安心してください。

そもそも、あなたが投資したお金や、運用結果によって出た利益は「受託会社(信託銀行)」が管理をしています。

そのため、販売会社や運用会社が破たんをしても、あなたの資産が失われることがないのです。

そして、受託会社(信託銀行)は「投資家の財産」と「信託銀行の財産」を別々に管理しなければいけないと、法律で決められているのです。

ですので、受託会社(信託銀行)が破たんをしても、基本的には投資家の財産が減ることはないんです。

例えば、銀行に貯金がある場合、銀行が経営破綻をすると、1,000万円までしか財産が残らない・・・ということもありますが、投資信託の場合は、販売会社・運用会社・受託会社が破たんをしても、大きな影響は受けないことを覚えておいてくださいね。

投資資産がすべて無くならないが元本割れには注意

1つだけ知っておいて欲しいのが「運用会社や受託会社(信託銀行)が破綻した場合、元本割れをする可能性はある」ということです。

元本割れというのは、投資した金額(資産)よりも、最終的に戻ってくる金額が少なくなってしまうことを言います。

例えば、100万円を投資したものの、最終的に戻ってきたお金が90万円だった場合は「元本割れをした」ということになります。

投資信託の場合、運用会社や受託会社が破たんをすると、破綻したタイミングで投資信託の運用が強制的に終了するケースもあります。

つまり、これまで運用していた投資信託が、すべて換金されるということです。

換金方法は、破綻したときの投資信託の価格(基準価額)で換金されたり、時価で換金されたりすることがあり、基準価額が低いタイミングで換金をされると、元本割れをしてしまうことがあるのです。

もちろん、あなたの投資していた投資信託を、他の運用会社が引き継いでくれることや、他の信託銀行が資産を引き継いでくれることもあるため、100%元本割れをするというわけでもありません。

とはいえ、すべての資産がなくなることはないにせよ、状況によっては元本割れをする可能性があることは知っておいてください。

白井マサヒロ

投資信託は、自分のお金を預けて資産運用をする方法だって聞いたから、会社が破たんしたらどうなるんだろう???って思っていたんですけど。

破綻しても僕が投資したお金や、作ることができた資産はちゃんと守られるんですね!

エマ師匠

そうよ。投資信託でお金を管理しているのは受託会社(信託銀行)だけど、この銀行も自分の会社の資産とは別に、投資家の財産を管理しているから、あなたの資産がゼロになるということはないわ。

ただ、状況によっては元本割れをしてしまうことがあるのは知っておくべきね

白井マサヒロ

投資をするからこそ、どんなときでも元本割れをする可能性があるっていうことは覚えておきたいと思います

4. 積立投資が初心者にむいている3つの理由

さて、投資信託がどのようなものか?を説明したので、ここからは積立投資の特徴(メリット・デメリット)を解説していきます。

おさらいをすると「積立投資」というのは、毎月決まったタイミングで、一定額の投資信託を購入する投資方法のことです。

この積立投資も、投資未経験者がはじめやすい投資方法だと言われています。

具体的には次の3つのメリットがあるからです。

積立投資の3つのメリット
  • 少額からでも投資をはじめられる
  • 手間がかからないので、忙しい方でも投資しやすい
  • 資産を分散することができる

それぞれのメリットについて詳しく解説をしていきます。

少額からでも投資をはじめられる

積立投資では、少額ら投資信託を購入することができます。

それは投資信託が複数の投資家から集めたお金をひとまとめにして投資をする商品だからです。

例えば、株式投資などでは、最低購入株数というのが決まっており、最低購入株数を買うだけのお金をあなた1人で用意しなければいけないため、投資をはじめるのにも、まとまったお金が必要となります。

一方、投資信託への積立投資であれば、複数の投資家とお金を出し合って、株式などを買うことになるため、最低100円からでも投資ができるようになっているんです。

最低100円から積立投資ができるというのは、投資未経験者の方がお試しではじめるには、かなりハードルが低くなるので嬉しいポイントといえますね。

ちなみに、投資信託の最低投資額は金融機関ごとに違います。

SBI証券や楽天銀行などのネット証券は最低100円から、三菱UFJ銀行や野村證券など大手銀行・証券会社は最低1,000円や10,000円からなど、最低投資金額はバラバラです。

投資未経験者の方は、SBI証券や楽天証券など、できるだけ最低投資額が安いネット証券で、積立投資をはじめることをオススメしますよ。

参考:積立投資は月々100円の少額から始められる初心者におすすめの投資手法

手間がかからないので、忙しい方でも投資がしやすい

積立投資は、手間がかからない投資方法でもあります。

理由として、

積立投資に手間がかからない理由
  • 投資商品が投資信託のため、運用の手間がかからない
  • 金融機関で自動購入の設定をすることができる
  • 毎月決まったタイミングで購入するので、投資タイミングに悩まずに済む

このようなことから、積立投資は手間がかからず、忙しい方でもやりやすい投資方法になっているんです。

さらに、このなかで「決まったタイミングで購入する」という投資方法は「ドルコスト平均法」と呼ばれています。

ドルコスト平均法を使うことで「いつのタイミングで投資信託を購入するべきか?」という投資未経験者にとっては、一番むずかしい問題を解決することができるのは大きなメリットですね。

ドルコスト平均法については「買うタイミングに悩まなくても良い(ドルコスト平均法)」というページで詳しく解説していますので、こちらもチェックしてください。

資産を分散することができる

最後に、積立投資は資産分散をすることができ、安定した資産運用をすることができるというメリットもあります。

「資産分散」というのは、1つの資産にお金をすべて投資するのではなく、複数の資産にお金を分けて投資をする投資方法のこと。

資産分散をすることで、仮に1つの資産が値下がりをしたとしても、他の資産が値上がりをすれば、大きく資産を失わずに済むのです。

積立投資では、具体的に日本国内の株式・債券と海外の株式・債券の大きく4つに資産を分散することができます。

株式と債券というのは値動きが連動するため、「株式が下がると債券は上がる」「債券が下がると株式が下がる」といった値動きをします。

そのため、国内・海外の株式と債券に資産分散をすることによって、より安定した資産運用をすることができるんです。

実際に、100万円をこの4つの資産に分散投資をしながら10年間投資信託を続けたところ、元本割れ(損をする)した回数は「33回中0回」という驚異的なデータが出ています。

最小金額 108万円
平均金額 191万円
最大金額 292万円

もちろん、この運用方法は「分散投資」に加えて「長期間」という時間を味方に加えた結果でもあるため、「資産分散をすれば100%元本割れはしない」とは言えません。

それでも資産分散をしながら積立投資をすることで、安定した資産運用をすることができるのです。

このような理由から、積立投資は投資未経験者にオススメできる投資方法だと言えるんです。

白井マサヒロ

積立投資は、少ない金額から投資できたり、自動でコツコツ運用することができて手間がかからなかったりと、僕みたいな投資未経験者にはとても助かる投資方法なんですね!

エマ師匠

投資信託の特徴にプラスして、積立投資のメリットを活かすことで、投資未経験者でも安心して、安定した資産運用をすることができるのよ。

だからこそ、投資信託への積立投資っていうのは、今、注目を集めているのよ。

ただ、ここまではメリットばかりを話してきたから、次からは積立投資のデメリットについても話していくわね。

5. 忘れてはいけない積立投資の3つのデメリット

ここまで積立投資のメリットばかりを解説してきましたが、積立投資にもデメリットはあります。具体的には次の3つです。

積立投資の3つのデメリット
  • 元本保証ではない
  • 運用するのにコスト(手数料)がかかる
  • 一括投資のほうが資産を増やせる可能性もある

それぞれのデメリットについて解説をしていきます。

積立投資は元本保証ではない

積立投資は元本保証ではないため、結果として損をする可能性もあります。

「元本保証」というのは、出資(投資)したお金が必ず戻ってくる仕組みのことです。

身近なところでは銀行の貯金は元本保証です。

そのため、100万円を貯金したら、どれだけ時間が経ったとしても100万円は必ず口座から引き出すことができるようになっています。

しかし、積立投資は「投資」という性質上、元本保証ではありません。そのため、投資信託の値動き(運用結果)によっては、投資した金額から損をしてしまう(元本割れをしてしまう)可能性もあるんです。

例えば、100万円投資をしたとしても、最終的な運用結果によっては90万円しか手元に戻ってこない可能性があるということですね。

積立投資は「分散投資」と「長期的な時間」を有効活用できることから、安定した資産形成がしやすい投資方法ではありますが、100%成功するわけではないことは覚えておいてください。

資産を運用するにはコスト(手数料)がかかる

積立投資で資産運用をするときにはコスト(手数料)がかかってしまいます。

具体的にかかるコストは次の3つです。

積立投資で発生する手数料
  • 販売手数料(買付手数料)
    投資信託を購入するたびに発生する手数料
  • 信託報酬
    投資信託が運用している期間は、ずっと発生する手数料
  • 信託財産留保額
    投資信託を売るときに発生する手数料

大きくはこの3つの手数料がかかってきます。

銀行で定期預金をするときには、手数料はかかりませんので、積立投資で手数料がかかってしまうことはデメリットととらえることはできますね。

ちなみに、これらの手数料は投資信託ごとに違います。

1回1回の手数料は大きくはありませんが、積立投資は長期間の資産運用となるため、積立投資をするときには、できるだけ手数料がかからない投資信託を選ぶことが大事なポイントになりますよ。

手数料の詳細は「積立投資で運用成績を上げるには手数料の安さが肝」というページでも詳しく書いているので参考にしてくださいね。

一括投資の方が資産を増やせる可能性もある

積立投資は、毎月決まったタイミングで一定額の投資信託を購入していく方法です(ドルコスト平均法とも言います)。

しかし、投資信託の値動きによっては、積立投資(ドルコスト平均法)よりも一括投資のほうが資産を増やせる可能性があることも知っておいてください。

「一括投資」というのは、最初にまとまったお金で投資信託を購入する投資方法のこと。

例えば、積立投資が毎月10万円を12ヶ月に渡って投資をしていくとすると、一括投資は120万円(10万円×12月分)を一度に投資することになります。

積立投資は、購入し続けた投資信託の価格が下がっても、最終的に値上がりをすれば、利益を出すことができます。

しかし、仮にも購入した投資信託がずっと上昇し続けた場合は、積立投資よりも一括投資のほうが資産を増やすことができるというデメリットもあるのです。

・・・とはいえ、一括投資にも「いつ投資するべきか判断しづらい」「値動き次第では積立投資よりも多く損をすることがある」といったデメリットがあります。

特に一括投資は投資をする(投資信託を購入する)タイミングが超重要なポイントになります。

しかし、投資信託が将来どのような値動きをすることはプロであっても100%予測することはできず、一括投資のほうが資産を増やせるというのも「結果論」にしか過ぎません。

ですので、積立投資のように決まったタイミング・金額で投資をし続けていくほうが、気持ち的にも楽ですので、管理人は積立投資をオススメしています。

以上のように積立投資にもデメリットはあります。

ただ、どのデメリットも「将来のために安定した資産形成をする」ということを考えると、大きなデメリットではないと管理人は考えています。

ですので、デメリットもわかりながら、積立投資で安定した資産形成をしていくことをオススメしますよ。

なお、積立投資のデメリットについては「積立投資のリスク(デメリット)を完璧に理解する」とうページで詳しく解説していますので、参考にしてくださいね。

白井マサヒロ

積立投資にもデメリットがあるんですね。

ビビリな僕にとっては「元本保証ではない」というのは、正直、不安ですね・・・

エマ師匠

投資をやったことがない人にとっては、銀行のように元本保証がされていないと不安になるわね。

ただ、今の時代は銀行にお金を預けていても、将来のために必要な資産を増やすことは全然できないの。だから、元本保証に頼りすぎていると、将来お金がない・・・ということもありえるわ。

だからこそ、デメリットも踏まえながらも、安定した資産運用がしやすい積立投資をやったほうが良いと言っているのよ。

白井マサヒロ

たしかにそうですね。デメリットにばかりビビっていても、お金は増えないってことですね!

6. まずはネット証券で口座開設をして、お試しで始めてみよう!

ここまで解説してきたメリット・デメリットを踏まえても、積立投資は将来のためにお金を用意するのであれば、かなり有効的な資産形成方法だと言えます。

そこで、まずはネット証券で口座開設をして、積立投資をはじめることをオススメします。

色々と解説をしてきましたが、実際にやってみなければ「積立投資が本当に良いものなのか?」「資産形成方法として、相性が良いのか?」などはわかりません。

そのため、まずは積立投資をやってみることが、何よりも大切なんです。

そして、積立投資をはじめるときには、銀行や証券会社などの金融機関で専用口座を開設する必要があります(銀行口座とは違いますよ)。

このとき、専用口座を開設は「ネット証券」で開設することをオススメします。

ネット証券をオススメする大きな理由は次の2つ。

ネット証券をオススメする2つの理由
  • 最低投資金額が100円のため、気軽にはじめやすい
    大手銀行や証券会社は最低投資額が1,000円からとなっています。お試しという意味でも、100円からはじめられるネット証券はオススメ。
  • 販売されている投資信託の数が多い
    取り扱っている投資信託の数も、ネット証券が圧倒的に多いです。あなたの希望にあった投資信託を選びやすく、資産分散もしやすいです。

これらの理由から、ネット証券で専用口座を開設して、気軽に積立投資をはじめてみてください。

ちなみに管理人がオススメするネット証券は「SBI証券」か「楽天証券」のどちらかです。

どちらもネット証券の中ではかなり人気がある会社で、最低100円から積立投資をはじめることができるため、お試し感覚でやるにはかなりオススメです。(管理人もSBI証券で積立投資をやっています)

投資はやったことがあるのとないのとでは、考え方に大きな違いが出てきます。

興味本位でも良いので、ネット証券で口座開設をして、お試しで積立投資がどのようなものかを体験してみてくださいね。

白井マサヒロ

やっぱり、一度、積立投資をやってみないとわからないこともありそうですね〜

エマ師匠

そうね。まずは気軽な気持ちで積立投資をやってみると良いわよ。

ちなみに、積立投資をはじめるためには、専用口座が必要になるんだけど、口座は「SBI証券」や「楽天証券」などのネット証券で開設することをオススメするわ。

ネット証券なら最低100円から積立投資ができるから、投資未経験者であっても、お試し感覚で投資を始めることができるわよ。

白井マサヒロ

じゃあ、僕もSBI証券に口座開設をして、まずはお試し感覚で積立投資にチャレンジしてみようと思います!

7. まとめ

このページでは、積立投資がどのようなものなのか?を解説しました。いかがでしたでようか?

最後までお読みいただいた方には、以下の点の理解ができたかを再度確認してください。

このページのおさらい!確認してみよう!
  • 積立投資・投資信託がどういうものかを知れた
  • 積立投資が、自分にむいているかを知れた
  • 積立投のメリット・デメリットを理解できた
  • 積立投資は、投資初心者にむいていることを知れた
  • お試しで積立投資をはじめようと思えれた

とにも、かくにも、まずは積立投資をはじめてみることが大切です。

自分で口座を持ち、少額で良いので投資信託を購入することで、将来に向けての資産形成のために1歩踏み出すことをオススメしますよ!

ちなみに、積立投資の始め方は以下のページで詳しく解説しています。

これから老後の生活費など、将来のために資産形成を始めようと考えている方は、ぜひ読んでくださいね!

積立投資の始め方!初心者がやるべき5つのステップ

2017年10月6日

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